こんにちは、はねこです。
先日、『ツイステッドワンダーランド展ーヴィランズから生まれた世界ー』(以下、ツイステ展)に行きました。
期間は2022年4月20日(水)から2022年5月9日(月)。大阪の大丸梅田15階イベントブースでの開催です。
現在(2022/5/14)は大阪会場は展示を終了していますが、全国巡回を予定しているため気になった方は是非ともホームページでお近くの巡回地をご確認ください。
もしも会場に足を運ぶ機会がない方は、こちらの公式YouTube動画がオススメです。
さて、本展覧会は全日程事前受付制を導入していたため、抽選に外れることを恐れた私は複数日予約をしていました。結果、4月25日と5月6日の2度にわたって展示を見に行ってます。どちらも同行者は母と姉。友人誘ってみたい気持ちがあるものの、異常なオタク趣味に付き合わせることになるので毎度同行者が家族になります。仕方ないね。
事前購入していたチケットに記載されている整理番号順に入場ができ、人数制限がかけられているため、会場内は比較的混雑していませんでした。
コロナ禍の生活も随分と慣れてきたお陰か様々な規制が緩和されていますが、やはり混雑が予想される展覧会でしっかりと入場規制などを設けてくれていると安心感が違います。今後の巡回地でも同様にコロナ対策しての開催と思われるので、皆さんも安心して足を運んでみてくださいね。
大阪会場の間取りはこんな感じです。
入ってすぐのブースはグレートセブンの石像がお出迎えしてくれるメインストリート。
各寮のインスパイア元であるディズニーヴィランズの映像が映し出されており、全寮映像を見終わるまでその場を離れることができなくなる人が多かったです。
今回の展示で個人的に嬉しかったのは、本家ディズニーに対してのリスペクトが強いところ。ツイステの監修をしている枢やな先生もそうですが、展覧会の隅々にディズニーヴィランが惜しげもなく登場しており、相当意識をして作り込まれているのだと感じられました。特にメインストリートで流される映像はヴィランズの1番の見どころを上映しており、彼らの格好良さをまざまざと見せつけてきます。展示会に来た人が帰宅した後に原典の作品を見たくなる、そんな映像のように感じました。
事前に様々な情報が出ていた中で、注目度No.1といえる再現衣装。式典服をはじめ各寮長の寮服も展示されています。
本当にこの衣装が今回の目玉と言っても過言ではなく、360度どこから見ても完璧な再現衣装でした。どの衣装でも使われている生地からオーダーメイドだと伺える力作揃いです。
私はハーツラビュル推しとして絶対にリドルくんを連れて写真を撮るぞ! と意気込み、割といい感じに激写しました。
しかし後に気づいたのですが、ぬいぐるみリドルくんの衣装にロゼッタを付け忘れるという悲劇。また神戸でも巡回予定なので、そちらでリベンジをすることを決意した瞬間です。
再現衣装の近くの柱には、各衣装のデザイン画が掲載されていたのですが、そのデザイン一つ一つに小さなこだわりが幾つもありました。ハーツラビュルの寮服で有ればボタン1つとってもトランプ柄が隠れていたりと、画面越しでは中々気づかないため手を抜いてしまいそうな部分にも意図を持ってデザインされていました。見えていないだけで実際には受け手が気づかないほど何倍も作り込まれている…それはディズニーパークにおけるバックグラウンドストーリーのような配慮で、またディズニーの冠を被るに相応しい製作陣の努力を見せつけられたような気がします。特に枢やな先生は本当にディズニーに敬意を持って企画参加しているんだろうなぁ…と。敬愛がなければこんな細かいところまでこだわらないよ、まじで。
再現衣装は色々と語りたい部分はありますが、ネタバレしすぎるのも良くないかなと思い、個人的見ていて最高だった部分だけピックアップします。
まずは式典服のベルトとマジカルペンホルダー。
ベルトのバックル部分はナイトレイブンカレッジの紋章にもなっているカラスが施され、紫と金のベルトは衣装の黒を際立てる重厚感あるデザインでした。
また、マジカルペンはかつてアンバサダーホテルとのコラボの際にルームキーとして登場したものです。可能であるならこのペンホルダーを販売して欲しいくらい精巧な作りです。現状、私のマジカルペンはアンバサダーホテルでもらった時のまま箱に入って飾られているため、このペンホルダーマジで欲しい。
好きポイントその2。ポムフィオーレの寮服刺繍。私はハーツラビュル推しではありますが、寮服再現の中で最も気に入ったのはポムフィオーレでした。刺繍の豪華さと裏地にまでこだわりのある光沢のある寮服は本当に威厳に満ちていました。ヴィル様がこれ着てるのだから、そりゃ皆んな卒倒するわと納得します。
会場内のおおよそのブースは撮影不可で、設定資料などは展覧会の公式パンフレットに載せられているわけでもないため、目に焼き付けていく必要があります。
一部寮はオーバーブロットなど本編内でまだ未出の情報も多いため展示内容も寮ごとに少しの差がありました。
この辺りはまだ若いコンテンツ故の内容なのかなと感じ、少し残念な点かなとは思います。
いずれは今回の展覧会では展示のなかったイグニハイドやディアソムニアのオーバーブロット設定資料も含んだ公式資料集が発売されることを今から楽しみにしておきます。
また、会場には没案資料も沢山あったのですが、エースとトレイは初期案から大きく変わることなくケイトとデュースは割と変化があったりと、現在のデザインと比較するのが楽しかったです。是非とも今後資料集が発売されるので有れば没案も掲載して欲しいですね。
あとは、恥ずかしがってる方が多いのか私がいた時にはあんまり繁盛してなかったフォトスポット。クルーウェル先生とツーショットをキメられるので、羞恥心は捨てましょう。
フォトスポットには監督生の部屋もあります。自分自身が監督生なったつもりでマジカルペンをかざして写真を撮るとテンションが上がります。
なお、2回目はもはや相棒であるぬいぐるみリドルくんに加えて、オンボロ寮意識して肩乗りグリムも連れて行きました。すると、大丸のスタッフさんが「グリムおはよ〜」と声をかけてくれて、「ここはまさにNRCやったんやな…」とほんわかしました。ディズニーパークでキャラクターやキャストさんに反応もらえるのが嬉しい民にとっては大丸のスタッフさんの対応がマジで神様に思えます。
フォトスポットの先はサムのミステリーショップという名の物販ブースです。
今回の物販は本展覧会初登場のグッズのほか、1・2周年グッズや正月グッズなど歴代のグッズもいくつか再販されていました。
ということで、今回の購入品。総額結構いきましたが、推しに貢ぐのは義務だから仕方ないね。ちなみに、ランダム商品はほぼ除外した上で諭吉が余裕で3人いなくなります。
今回の個人的に絶対欲しかった商品が、各イベント柄のハンカチです。全7種あるのですが、コンプリートしておきました。買わない後悔より買う後悔とはよく言いますが、買っても後悔しないのだから私のツイステにかける推し活根性は割とヤバい。むしろやり切ったぜと満足するよ。
まぁランダムははなから期待してないため手を出さないだけ、まだ理性は保ってますよね。大丈夫、大丈夫。
ツイステの企画が始まっていたのはなんと2016年。リリースされたのは2020年の3月で、公開までに4年も歳月がかかっていたことを本展覧会で知りました。
ディズニーは元々版権に厳しいこともあり、リリースされるまでにも様々な利権問題があったのでしょう。それを乗り越えて今もなおアプリが続いているのは一種の奇跡なのだろうなと思います。
もちろん運営面で正直もう少しどうにかならんのか…と文句を言いたくなる部分もあり、一概に全て手放しで評価出来るものではないという側面はあります。運営だけでなく私たちファンも意図の有無は問わずコンテンツを炎上させてしまう行為をしがちですからね。リリースされて以降の2年間本当に色々あったなぁとは思います。
それでも長く応援し続けているコンテンツが、こうして一般の展覧会と肩を並べて展示をするにまで至りました。他にも応援している長期コンテンツはありますが、リリース当初から応援しているのはツイステだけなので何となく感慨深くなるものです。
まだまだツイステ展の全国巡回は続きます。今回の展覧会で行けなかった方も、行ったけれどもまだまだ物足りないという方も、お近くに展覧会がやってきた際には足を運んでみてはいかがでしょうか?
お読みいただきありがとうございました!