はねこ日記

新米ドールオーナーの推し事ライフ

【日記】新しいパソコンを購入した日の話

こんちは、はね子です。

 

しれっと以前の記事などに出勤やら仕事やら書いてましたが、実は勤めていた会社を辞めてアルバイト始めていました。休職から復帰していたわけではありませんでした。

まぁ、いろいろ思うところはあるのですが、またそれはネガティブすぎる日記でいずれつらつら書きます。

 

さて、そんな感じでアルバイトとして働き始めて一か月。

ついに給与が入ってきたのですが……

余裕で前職を超えるという事態になりました、なんてこった!

なんならフル勤務ではなく保険適用の週25時間程度働いているだけなので、時給換算すると明らかに高くなっておりました。時給が高い仕事選ぶって大切だね。

給与明細を見た家族からの一言。

「人間関係も労働条件も限りなくブラックやったね」

いや、ほんとそれな。

 

とはいえ休職中ほぼ無給状態だったのでなるべく無駄遣いをしないように心がけていたのですが(ツイステ関係のグッズ割と買ってたけど)、無給中に使い込んでしまっていた貯金分もリカバリーしたうえで余裕があったので、ずっと壊れていたパソコンを新調しました。実は「毒ヲ食ム」作っていた途中でパソコンが壊れたっていうね。旧パソコンは一応動くけど、立ち上げ3時間かかるよ!

 

さて、予算15万で考えてたのですが、最終的に約11万程度で収まったので悪くない結果だったかなと思います。ちなみに電気屋に勤めていたことのあった姉からは「もっと値切れた」といわれました。そもそも値切るっていう発想がないんだよなぁ…。電化製品買うときは値切るほうがいいみたいです。

 

ところで本日パソコンを買いに行ったとき、私に話しかけてくれた店員さんについて少し語りたいと思います。

その店員さんは少し若めで「販売実習中」の名札を付けており、うろうろ店内を物色する客(私)に頑張って声をかけた感がすごくにじみ出た青年でした。ほぼ間違いなく新人くんです。

 

本音を言うとパソコンに詳しい方に聞きたかったので、販売実習中の名札をついている新人くんに声をかけられて少し身構えてしまいました。

とはいえ勇気を出して声をかけてくれたのに、無碍にするのもなぁと感じて「予算15万で仕事で使うのでofficeがすでに入っているパソコンを探している」と言って接客してもらうことに。

パソコンにわかな私ですが、姉にある程度の知識を植え付けられていたこともあり、少なくともCPUのスペックやHDDの容量には気をかけていました。あわよくば3Dゲームに対応できるパソコンが希望でした。

流石にゲームはその予算では高性能なものは厳しいかもとの事だったので諦めたのですが、それなら普通に使いやすいものを…ということでsurfaceをお勧めしてもらいました。

surfaceの人気ぶりは耳にしており、「ならばタッチ機能あるもので!」と飛びついた私。液タブに憧れていたのです、絵はほとんど描けんけど。

そうしてとんとん拍子に話が進み、surfaceペン(高価な純正)とマウス(ケチった互換品)も合わせて購入することに決めてレジに行きました。

 

少したどたどしかったとこもあったけど、頑張って接客してくれる人だったなぁ〜と呑気に思っていた次の瞬間ーー。

 

「……お客様、surfaceペンも合わせて購入されるのですか?」

と、レジの方に訝しげに見つめられました。

「え、そうですけど。タッチ機能あるみたいなので」

と返す私。

「ならこの機種はダメですね。ペンが使えませんので使える機種の在庫を確認をして参りますので、少しお時間いただけますか?」

「…あっ、はい」

 

というわけで新人くん、やっぱりやらかしてしまっていたみたいでした。あらら〜。

本来なら間違えるべきではないですが、やっぱり人は失敗する生き物です。こういうこともありますよね。

私の場合、ほんとレジ担当者さんの引きが神がかっていたおかげで事なきを得ましたが、下知識全くないときは少し心配なところはなんでも確認しておくほうがいいかもしれません。

 

ところで、レジ担当の方がニコニコ笑顔で「僕のレジで幸運でしたね! 他のレジだったら恐らくスルーされてましたよ〜」と言っていたことが印象的でした。

電気店に勤めていた姉に確認したところ、某大型家電屋で購入したのですが、そういうところの集中レジは基本アルバイトばかりで知識がない人がほとんどだそうです。だから気づかれないまま帰宅した後「使えない!」ってなる可能性が高いんですよね。恐らく何かしらの対応はしてくれるでしょうが、その場で気付くかそうでないかによっては対応が変わる可能性もあるので、購入前に気付く方がなにかと良いとは思います。いやー、ほんとレジの人には感謝しきれない!笑

しかも、「当初の金額と差額が発生してしまうのですが、こちらのミスなので元の機種代金で頂戴しますね〜」とサラッと値下げしてくれていました。他の人の確認なしにレジの人が自己判断でやってくれていたので、恐らく割と権限持ってる人が本当たまたまレジに着いていたみたいです。ほんとミラクル。

 

そして、レジ担当さんの隣で何度も頭を下げる新人くん。購入前に気づけてたのでそんなに謝ってくれなくても良かったのですが、何度も謝る姿を見て思わず「気にしないでください」とだけ声をかけました。

仕事で失敗する辛さは自分自身もかなり分かっているつもりだったので、今回の失敗を糧に精進して欲しいですね。ちょっぴり「私が優しいお客さんで良かったね! 感謝して!」とは思いましたが。笑

 

私も販売員として働いた経験があるため、新人をあえて狙って容赦なく叱りつけてくるお客さんや自分は客なんだぞと横柄な立場でモノを言うお客さんなどいわゆる『面倒な客』を数多く見てきました。

ミスすると叱責されることは勿論道理ですが、何故かそう言うお客さんに限って店員の人間性まで否定したりするんです。

「お前は生意気そうな顔してるからわざとミスしているんだろ!」とかね。んな訳あるかい。

私自身も嫌な経験もしたからこそ、謝り倒す新人くんを見て、今回はつい声をかけてしまったのかなと思います。

故意ではないミスに対して怒り心頭で怒鳴りつけるなんてことは出来ません。勿論謝罪もなしに悪びれもしないならまた心象は異なりますが、そんな教育をしているお店自体をもう2度と使わなくなるだけです。

むしろそんなに謝らなくて良いよと言うレベルで謝罪されまくったので「おお、やっちゃったね!」とは思いましたが、全く怒ってないので気にしていなければ良いな〜と今でも思います。

 

なんていうか素直に謝れるのも新人の良いところだよなぁ〜とは思いました。

あとはその後の周りのフォローが大切ですよね。「surface売ったんだから偉い! 次はミスなしで売ろう!」とか言ってもらえる環境ならきっとやる気も出てくることでしょう。

 

4月に入って新生活をスタートさせた人が社会にもたくさんいるのだと思います。

社会人になって学生時代を思い返すと、学生時代は良かったなぁ〜社会って辛いなぁ〜と感じる日々が増えました。

たぶん私の対応をしてくれた新人くんも、この先社会って辛いな〜と実感する日々を繰り返すことなのでしょう。

その中で自分の価値を見出せるようなれると良いのだろうなと思います。

 

ところで最近、私はアルバイト先の若い大学生たちに就職相談をされるようになりました。(何故か分からんけど、なんかやけに聞かれる)

その度に言うのが、「結局は入ってみないと何も分からないよ」です。「でも、気になるところとか落としたくない条件は絶対に決めてないとより大きな後悔をする」とも付け加えてアドバイスをしています。

どれだけ条件がよくとも人間関係で無理だったら無理だし、どれだけ条件が悪くても人間関係が良ければ続けられるなんてことはよく聞きますよね。まさしくそうだと思います。もちろん条件がよくて人間関係も良いのが1番だけど。でもそれだって入ってみないと分からない。

「自分の中で何を優先するかはちゃんと決めておきなよ」と若い子たちにアドバイスをして、更にその上で「最悪無理だと思ったら逃げるのも大丈夫やから気楽にやりなよ」と言ってます。そして、「私が生き見本だよ」とも話すと「確かに」と笑われます。

精神科に罹っていることも職場には話しているからこそ、もしかしたら社会を知る前に話を聞いていたいのかもしれませんね。

 

私も今は休息期間と思って、アルバイト生活で十分だと納得した上で過ごしています。まさかの給与が上がるというトンデモ話もありますが、とりあえずこの一年は適度に、好きなことをして暮らしていくつもりです。

 

長くなってしまいましたが、世の中の新人さんは皆大変な思いを抱えながら成長するんだろうな〜とほんわかする良い経験をしたという日記でした。

以上!