はねこ日記

新米ドールオーナーの推し事ライフ

【ドールお迎えレポート⑥】取り寄せ商品だからこその苦楽がドールライフを豊かにする

こんにちは、はね子です。

今回は、ドールお迎えレポート第3弾。なんだかんだで3回目なので、初心者だった私もずいぶんとドールの知識がつき始めたように感じます。しかし、今回のレポートは、ある意味では初めてのドールお迎えレポートとなります。

遡ること8ヶ月前、2024年の3月初旬。まだ1人もドールをお迎えしたことがなく、ドールについて右も左も分からないズブの素人だった私が、欲望のままにカートに突っ込んだドールが今回お迎えした「charm doll 」の「Laika」(以下、ライカ)です。

初めてなのに取り寄せ商品を選び、その間にドールを3体もお迎えするという暴挙を行い、予定お届け日程を大幅に遅延させながらも、彼は我が家にやってきてくれました。もう感慨深くて堪らん。

正直かなり待たされたので、非常にやきもきもしたのですが、その分だけお迎えを果たした今の心境は最高に幸せなのです。

というわけで、恒例となりましたが、ライカをお迎えに至るまでの心境も含めて、綴っていきたいなと思います。

お取り寄せ商品だからこその苦悩なのども詳しく綴っていくので、取り寄せでのドール発注を考えている方の参考にして貰えれば嬉しいですね。既にドールオーナーな方はきっと共感の嵐だと思うので是非とも自分の思い出を呼び起こす材料にして貰えば幸いです。

それでは、興味がございましたら暇つぶしのお供にお読みください。

 

 

はじめに

本レポートを読み始める前に、可能であれば以前投稿した「はじめてのドールお迎えレポート①~②」をお読みいただくことを推奨します(リンク先は①の記事)。

とはいえ、手っ取り早く本レポを読みたいという方向けに、軽くドールオーナーとして自己紹介を。

私は趣味を謳歌しまくるアラサー女。もともとぬいぐるみやミニチュアが好きで、ドールに興味を抱いた理由は自ジャンル(ツイステッドワンダーランド)の推しのカスタムキャラクタードールを見て欲しいと思ったから。

紆余曲折を経て、2024年11月時点でドールオーナー歴半年になった私のドールは、ミニドルフィードリーム(以下、MDD)が2体とねんどろいどどーるが1体の合計3体となってました。左から順に、「クドリャフカ(通称・リャフカちゃん)」「イラスベス(通称・イラスちゃん)」「オルトロス(通称・ロスくん)」と名前を付けさせてもらいました。それぞれのお迎えの様子は各お迎えレポートに綴らせてもらっていますので、そちらを参照ください。

そして、今回お迎えしたライカは、実際はこの3体よりも前に注文していたドールになります。つまるところ、私のとっての初ドールはライカといって過言ではない。私がほいほいと初心者やらかし案件を可憐にキメた愚か者であるがゆえに、なぜかライカが到着するまでの間で3体も増えてました。ドールは沼だ、それも底なしのなぁ!!

初ドールになる予定が気づいたらなんと4人目という、我が家の新人ドールくんになってしまったライカ。このようになる背景は、彼が取り寄せ商品であったことに由来します。

イカお迎えまでの経緯

というわけで、「初めてのドールお迎えレポ②」で語った内容と多少重複しますが、ライカお迎えまでの経緯を詳しく述べていきたいなと思います。

なお、もしもこの記事を読んでいるあなたが、まだドールを1人も迎えたことがないオーナー候補生であるのなら、是非とも初めは店頭やディーラ様経由の直接的なお迎えをお勧めしておきます。少なくとも半年待たされる可能性のあるドールをはじめから選ぶのは辞めておくんだぞ! じゃないと私のようなことになるぜ!

出会いはいつだって突然

まだ漠然とドールが欲しいと思っているだけのペーペー素人であった私は、様々なドールサイトを見回っていました。初心者ゆえに名前の知れた店舗での購入にこだわっていて、「DOLK」というサイトを毎夜事ひたすら眺め続けていた最中、ライカとの出会いを果たします。

もとよりツイステッドワンダーランド(以下、ツイステ)に狂っている女でしたので、スート(トランプ模様)の入ったメイクに稲妻が落っこちるレベルの衝撃を受けました。漠然と自身の癖が銀髪青目であることを自覚し始めてもおり、突如ド好みストライクを受けて、気づいたら購入完了していました。

こちら、DOLKのオンライン通販サイトで見れる注文状況の様子です。商品の注文は2024年3月5日。現在から約8か月前の出来事になります。私が購入を決意したタイミングでは在庫商品が存在せず、ライカを求める場合は強制的に取り寄せ商品となり、最小3カ月最大6カ月待たされることが確約していました。

しかも、残念なことにフルセットでの販売がされていませんでした。初心者であれば初めは是が非でもフルセットで購入するほうが無難でしたが、どうしてもライカが良かったのでフルセットでないことも承知のうえで購入。これを暴挙と言います。

オプションで付けられるものをすべて付けときました。在庫として衣装を別途確保できたのは運が良かったといえます。当時はフルセットでないのに中々な金額をたたき出していて、購入後に冷静になって「おや、これはやっちまってんな?」と思った記憶があります。しかし、ドールオーナー歴半年の今となっては「あれ、ライカって安くね……?」となるので金銭感覚ぶっ飛んでますね。恐ろしや……!

長い”待ち”の期間

いわゆる「お迎え待ち」と呼ばれるものです。これがとにかくしんどかった。最もドールを入手する上で苦悩の元ともいえる気がします。本レポでは8か月もの間お迎え待ちをした私の様子をご覧いただければなと思います。なお、結構荒れましたので暴言注意です。

入金後~1カ月目

DOLKに入金を完了した後の私は、「あとは届くのみ!」と気楽に考えていました。いわゆる「お迎え待ち」と呼ばれるものなのですが、私は当初最大半年という待ち時間を何故かそれほど大したことがない期間だと思っていたのです。

実際最初の1カ月目は「いうても3カ月で届くやろ! CharmDollって全く知らんし!」と余裕綽々でした。「CharmDollを全く知らないのはオメェが素人だからだよ」とツッコミしたくて堪りませんが、本気でこのように思ってました。DOLKを見てるととんでもない量のメーカーが提示されるので、「これだけメーカーがあったらファンも分散するだろうし、絶対注文混み合ってなんかいないやろうなぁ~」とか思っちゃうんですね。

2か月目

認識が早々に変わるのは2か月目です。1か月、毎日のようにログインして様子をうかがうのですが、うんともすんとも反応がないので「……ま、まぁ、予定3カ月やもんなぁ~」と虚勢張りが開始されます。でも、1か月待った時点で「ああ、ドールほしい……」という気持ちはより強くなるので、この時期に不用意に店舗やイベントなどに出かけると罠にかかります。私は見事に引っかかってMDDのクドリャフカのヘッドをお迎えしました。後悔などない。

むしろ、ここで我が家にドールが1体来てくれたおかげで、「リャフカちゃんのボディとウィッグと衣装!!!」と奔走してたので、お迎え待ちの苦しさは多少軽減されました。

3か月目

最小予定お届け時期です。ライカの発送通知に反応はありませんでした。心が完全にリャフカちゃんに持ってかれていたので、リャフカちゃんと旅行に出かけたりと楽しく過ごしてました。正直あまり苦ではない期間でしたが、ドールを持っていなかったら違ったかなと思います。

なぜなら、ボークス社のスーパードルフィー(以下、SD)のフルチョイス(ドールのオーダーメイクができる商品)は平均3カ月(オーダー内容によって増減有り)で届くらしいのですが、X(旧Twitter)などでお迎え待ちしている人を見ると3カ月でも結構苦しんでいる人が多い印象だからです。だいたいみんなめちゃくちゃ「早くドール来てぇぇえ!!!」ってなってます。私はその様子を見るたびに「私の他にもお迎え待ちで苦しんどる同士がおるんじゃな……わかりみが辛たん」となってました。

4カ月目

さぁ、折り返しに突入しました。もちろん何の連絡もないですが、そろそろ虚無になってくる期間です。「どうせ6カ月目まで来ない」と達観し始めます。私の元にはリャフカちゃんがいたので既に心はリャフカちゃんにとらわれており、別の子を可愛がる期間に移行していました。

とはいえ、やめときゃいいのに1週間に1回程度の頻度でDOLKのサイトにログインを続けています。

そして、ここでライカがなんと在庫商品として復活するのを見つけてしまうのでした。

「……は?? 私のライカはまだ取り寄せ中なのに??? なんで在庫おるん??? しかもフルセットだと!?!?!? ふざけんなよ!!!!」

DOLKはたびたびポイント10倍などのキャンペーンも行っており、正直そのキャンペーンを見たときも「私が注文したときの時点でやっておけや……!」と切れそうだったのですが、やはり在庫復活の通知が1番心をえぐりました。「今、この注文したら1週間後にはライカが届く……」と思うと何度注文したくなったことか。グッと耐えて(耐えざるを得ない)、もちろん購入しなかったのですが、そのライカは3日後ぐらいにSOLDOUTになっていました。そりゃ買うだろうよと思うと同時に、嫉妬心が湧きましたね。「こっちはもう4カ月待ってんのに、このライカを買った人はお迎え待ちも1週間程度なんだろうな……」と。この瞬間は自分の狭量さを実感して、かなり自己嫌悪する羽目になりました。DOLKさんは「○○日くらいに在庫入荷するよ!」と告知してほしいと思ったのですが、きっと何らかの事情でしないだけなんでしょうね。

ちなみに、このあと更にもう1回在庫が復活しており、また1週間程度で売り切れてました。もちろんキレ散らかしました(唯一の救いは、私が希望してた肌色でなかったことかな……。1つはホワイトスキン、もう1つはイエロースキンでした。私は新色フレンチピンクスキンを希望してました)。

初心者さんは、商品にもよりますが「DOLKの取り寄せは定期的に在庫が出てくること」を知っていた方が良いでしょう。定期的にキャンペーンも行っているので、なるべくポイントアップの対象期間に注文することをお勧めします。

5か月目

イカ在庫復活マジつらたん期間だったので、ついにDOLKのサイトを見なくなりました。サイトを見ちゃうと、また復活して売れてるところを眺める可能性があるのがマジでしんどすぎた。

「あと、1か月……1か月後には来るから……」と、6カ月目を心の救いに5か月目は虚無に過ごす……かとおもいきや、荒んだ心を癒す出来事も起こります。

そう、ねんどろいどどーると2人目のMDDに一目ぼれしてお迎えを果たしたのはこのタイミングでした。この怒涛のダブルお迎えで「もうドールしか勝たん」期に突入。ライカの到着が非常に楽しみになってくれたのでした。

6カ月目

待ちに待ったお届け予定最終時期です。ようやくライカが来るぞー!と、勇み足で発送通知を待ちわびでいました。

6カ月経過してから、1週間、2週間が経過します。「……え? 通知来ないとか、ある……?」と頭が真っ白になります。しかし、情報収集をしていたころにドールの取り寄せは割と遅延するという情報があったことを思い出したのでした。

「そうか、これはたぶん遅延やな……」と察する。同時に「せめて連絡は欲しかったな……」とDOLKの運営に少々呆れてしまったのは事実です。後日、家族から薦められてカスタマーサポートに連絡をしました。既に7カ月目を目前にしていた時期に連絡を入れてみたところ、「遅延しており、12月のお届けを予定している」と回答が翌日には届きました。問い合わせへの対応の早さは百点満点。あとは問い合わせされる前に遅延情報を伝えてくれれば最高だったなと思います。

そして、ここで3カ月追加という事実を突きつけられて、「取り寄せ、キチィ……」となったのでした。

7カ月目

イカの発送通知に関してはもう気にしない方向で舵取りをしました。幸いにも我が家にはもうすでに3体もドールがいる。ドールたちと楽しく暮らしながら気長にライカを待てばいい。

とりあえず、12月と聞いたけれど、最高1年待つ可能性も考慮しておこう……と予防線張りを開始しました。また遅延する可能性も十分にあったので、予定通り来ることに期待するのは辞めました。

おかげでどの期間よりも心穏やかに過ごせていたと思います。もちろんこの期間は在庫状況なども全く調べていませんでした。

8カ月目

「さーて、一応はあと1カ月だなぁ~」と暢気にしていた最中に爆弾が投下されました。

お仕事休憩中にプライベートメールを確認したところ、1通の通知が。

……? 商品発送……だと? ライカは12月のはずで、他には何も注文してないんだが……???

何故か現実を受け止められず一瞬アホになりつつも、即座にメールを開く。想定外が起こると人間は簡単にバグります。

注文商品の欄にはもちろん「CharmDoll」の「Laika」の文字が。華麗な二度見をキメましたね。「えっ!?!?! マジでライカ!!!?!?!!! 届くんですか?!?!?!!」と、職場で叫ばなかった私を褒めて欲しいです。でも、ニヤケは止まらないので、この喜びを誰かに共有したいとX(旧Twitter)につぶやいたのでした。

DOLKのメールの後、佐川急便の会員登録をしている影響から佐川からも荷物お届けの連絡メールが届きました。「流石に翌日の指定は無理だよなぁ。早くても明後日かなぁ~」と思っていたのですが、流石は日本を代表する運送業者です。まさかの翌日午前中指定が可能でした。

もちろん最短でのお届けを選択し、翌日の朝を今か今かと待ちわびることになったのでした。

そして、翌日。運送業者の遅れもなく、無事に我が家に巨大なDOLKの箱が届いたのでした。

取り寄せに対しての感想

経験した身としては「半年待ちはかなり長い」と断言できます。私の場合は、当初は1人もドールを迎えていない状況だったので1ヶ月だけでも長く感じました(おかげでリャフカちゃんと出会えたと思えばある意味悪くなかったかなとも思いますが、金銭的にはとんでもないダメージでした)し、勝手がわからないのでヤキモキすることも非常に多かったです。

これからドールを迎え入れる初心者ドールオーナー(候補)の皆様は、お迎え待ちを舐めてかからないようにしましょうね。じゃないと私みたいにお迎え待ち中に別の子迎えちゃうとかいうアホな現象が起こりますよ。

この期間を待てないタイプの方は、大人しく店舗在庫の子をお迎えするのが一番オススメです。好みの子がいない場合でも、オンラインではなく店舗に通い詰めるのが良いでしょう。もしくはドールの即売会イベントなどでカスタムヘッドを見つけるのも良いかもしれません。とにかく「実物を手に入れる」が何よりも珍行動を防ぐ一手となります。

とはいえ、ドールのお迎えは理屈でありません。ほぼ感情が直結しているので、何がなんでも「この子がいい」があったなら、心を強く持ちましょう。1番の対抗手段はSNSとサイト巡回を辞めることです。

ただ、誤解してほしくないのが、取り寄せはめちゃくちゃ待たされて、その期間はかなり苦しむのは確かなのですが、お迎えした時の喜び自体はその場でお迎えするよりも大きいと個人的には思います。「ようやく、ようやく来てくれたんだねぇ!!!」と長い期間醸造されたビッグラブを、取り寄せた子に捧げることができるわけですからね。

最大のデメリットも見方を変えれば、後の美しい思い出に変わります。なので、取り寄せを悪とは思わずに、ドールお迎えの手段の一つとしては知っておいて損はないでしょう。

自分の性格を鑑みて、取り寄せるか否かを考えてみてくださいね。

イカ開封の儀

ここからは届いたライカ開封の様子を綴っていきます。DOLKの取り寄せ商品がどんな感じに届くのかの参考にならば幸いです。

段ボール開封

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ソファーをかなり占領する大きな箱がドーンと届きました。箱のサイズ感と比べて中身は結構軽いです。到着時点で1箇所段ボールに穴がありました。流石に穴あき段ボールでDOLKが出荷したとは思えないので、輸送中に箱のみ傷付いてしまったのかなと。小さな穴だったので特に被害はありませんでした。

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中を開くと、緩衝材が敷き詰められてました。緩衝材を取り払うと、別途購入品の衣装が出現。その下に「CharmDoll」と書かれた長方形の箱が入ってました。けっこうぎっちぎちに緩衝材の紙が入ってるので、多少の揺れ程度なら問題ない梱包がされていて安心ですね。これのおかげで箱の穴も特に問題なかったのだと思われます。

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というわけで、こちらが箱の中身。おそらく衣装を別途購入していなければドール箱のみで届くのかなと思います(フルセットの場合は同じ感じかも)。

ドール箱の中身

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ドール箱を開封するとプチプチタイプの緩衝材でぐるぐるに巻かれたドールが薄ら見えてました。一緒に、キャストドールのドールの取り扱い説明書と保証書、メーカーからの手紙が同封されています。

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DOLKを利用してドールをお迎えする最大の利点は、この購入証明証でしょう。万が一、ドールに何か起こった時に別料金とはいえアフターサービスが受けられるのはありがたい限りです。特にキャストドールは劣化もしやすいとのことで、初心者にとって保証があるのは嬉しいポイント。

値段を考えると正規店からの直接購入が1番安いのですが、私は言語の壁に悩まされるよりは代理店を通して手厚いアフターサービスを受ける方が価値があると判断しました。

ちなみに、写真は編集で消しているだけで、ちゃんとID番号は記入されるのでご安心ください。

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CharmDollからの手紙には、ライカの製造データが記入された血統書みたいなものが入ってました。一緒に同封されてるポストカードは新作ドールだったので、できればライカの宣材写真が欲しかったなと思ったのは内緒です。

こちらの内容はメーカーごとに異なるでしょうが、CharmDollの場合は、製造データ・製造番号刻印のカード・ポストカードになります。ちゃんと正規品って感じがして良いですね。

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キャストドールはエスカンで繋がるドールなため、予備部品がついていました。既に組み立てられている状態で届くので、これを使う場合はライカに何かあった時です。それまでの間、この部品を絶対無くさないように気をつけないとなと思いました。

保管はできればドール箱ごと残しておくのが無難な気がします。

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そして最後にドール本体とオプションで購入したアイです。どちらもプチプチでぐるぐる巻きに梱包されてました。

結構肌色強めなスキンカラーなので、透けて見える肌色がちょっとだけエッチい。ドールが届く時はおそらくこの生まれたままの姿でやってくるので、ちょっとばかし刺激が強く感じますね。

別途購入の衣装

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そして、ここで別途購入した衣装をご紹介。ライカはこのあと死ぬほど長くなるので、楽しみは後に取っておくのだよ。

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セット内容は、コート・ブラウス・ベスト・サスペンダーパンツ・ソックス・帽子です。ダイヤの柄が非常にカッコいい、お坊ちゃん感とパンク感強めなデザイン。

マジシャンっぽさもありつつ、マッドハッターっぽさもある。しかし、帽子は多分うさぎモチーフなので、私の癖に刺さりまくりました。てか、アリス感強強すぎんだよな。そりゃあ刺さるわ(私はツイステのハーツラビュル寮箱推し女です)。

ドール本体開封

さて、ここからドール本体を紹介していくのですが、私のライカはボディメイクを施しており、そちらも紹介したいと思ってあえて裸状態の写真を掲載いたします。一応、折りたたみ機能で写真を見るにはボタンクリック必須にしているので大丈夫かと思いますが、見たくないよという方はご注意ください。なお、流石に公序良俗に引っかかりそうなところは編集で隠しているのでご安心ください。

全体
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プチプチを取り払って開封すると、スキンカラーとボディメイクのおかげでかなり血色の良い少年ドールが現れました。第一印象は「頭ちいさっ!!」です。まず気になったのそこかよとツッコミが入りそうですが、既に我が家にいたMDDと比べると一回りくらいは確実に小さかったので本当に驚きでした。

というのも、ウィッグのサイズはMDDが8インチから9インチくらいで、ライカのウィッグは7インチから8インチ。インチ数的には割と近かったので、それほど差はないと思い込んでいたのです。CharmDollのドールをほとんど見たことがなく、宣材写真のみが頼りだったのも大きさを勘違いした理由の一つです。よくよく考えると、DOLKには結構頭が小さなドールも多かったので、雰囲気的にはそちらに近いとなんとなく察せられそうなもんでしたね。

手に持った感覚は、ソフトビニール製のMDDと比べると柔らかみがなく、どちらかというと陶器に近い無機質さがありました。キャストドールは樹脂製なので陶器よりは割れずらいとはいえ、やはり外に持っていくリスクはMDDより確実に高いと思います。

関節はゴムで繋がっていて、可動域は結構広かったです。お迎えレポの度に話題にさせてもらっている漫画の『ドルおじ#ドールに沼ったおじさんの話』(以下、ドルおじ)で、主人公・真澄さんがドール・スターレットの関節が複雑骨折並みに回って慌てふためくシーンがありましたが、同じことを私もやってしまいました。しかも結構かくかく動くので「ゴム、変になってないよね!? 切れないよね!? 割れてないよね!?」といちいち心配になります。慣れてきたらこの焦りも少なるなるのかな。

もしよければドルおじ、面白いので読んでみてね(突然の宣伝)。もうすぐ3巻発売だよ!

ヘッド
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アイはハマっていない状態で届きました。柔らかな眉、きりっとしたアイライン、ばっさばさのまつげなど、どのパーツメイクも最高なんですが、やはり目を引くのは購入のきっかけでもあるフェイスペイントのスート(トランプ模様)です。左右非対称なフェイスペイントのメイクがめちゃくちゃライカの特徴なので、細かくもしっかり描かれるクローバーやダイヤ模様が最高でした!!

また、もう一つの特徴がフェイスからちらりと見える八重歯ですね。私はどちらかというと閉口の方が好きなので、カートに放り込んで購入後にライカの口が開いていることに気づいたときは「口あいとるやん……」と実は少しだけショックを受けてました。しかし、薄くしか開いていない上に、ちらみえする八重歯のおかげで生意気感が増強してくれていて全く問題ありませんでした。むしろ、開口ドールも悪くねぇな……と新たな扉を開きかけたよ。

なお、個人的にはヘッドのメイクは最高なんですが、この写真で見て欲しいのは鎖骨!! ボディメイクの真骨頂はここじゃないですかと問いたくなるような立体感のある鎖骨。

ボディ
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 少年ドールらしい体躯でくびれはほとんどありません。程よく筋肉がついているように見えるボディメイクがド好みでした。私は筋肉ムキムキは好きでないので、ほんとこのくらいの真ん中にたて一本少し陰がつくくらいがいいんですよね。完全に割れてなくていいっていうか。しなやかながらも精錬された体つきって感じがします。

流石に掲載できませんが、実はちゃんと男の子の象徴も付いてる(しかもメイクされてる)。ボディメイクのせいで無機物感が薄れてるのか、むき出し状態だと申し訳なさが募るので、「ここまでリアルにしなくてよい」と少しだけ思ってしまいましたね。プロのメイクさんすげぇわ。

手足
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手と足もボディメイクの強みが非常に表れていました。

この艶やかなネイル! 生気溢れる血色!! 「え、ハンドモデルになれるんじゃね?」と思わずにはいられない。体のメイクは結局服を着たら隠れてしまうところが多いわけですが、ハンドは必ず見えてくれるのでテンションが上がります。

とはいえ、ハンドだけだともったいないのは確かなので、今回買ったライカ用の衣装は、結構ボディメイクを隠してしまいがちなため、少しボディメイクが生かせるような衣装を買ってあげたいなとも思いました。

アイを装着

オプションで付けたアイ(目玉)がこちら。宣材写真のアイは購入当初青っぽいなと思ってたのですが、いざ届いた実物を見るとかなり緑。光の具合で見え方が緑にも青にも見えるなんてお得すぎる。ちゃんとくっつけるための練りゴムも付いていました。

「初めてのお迎えレポート」で綴ったのですが、MDDのクドリャフカはライカと雰囲気をそろえていて私の中では姉弟設定なため、リャフカちゃんの明るめ緑な瞳と同じく緑色の瞳に揃えられているのは偶然とはいえ嬉しかったです。

ただ、実はリャフカちゃんのアイのディーラー様を調べて発見していたため、「装着できれば揃えたいなぁ」と思って買っていたため、まず初めはディーラー様製のアイを装着してみることにしました。

頭部はマグネットで開閉できるタイプで、開けて直ぐにディーラー様製の瞳がハマらないことを察する。明らかにディーラー様製カボションアイを阻むアイホールがありました。

もとより16㎝アイを推奨されてるのに22㎝のアイを付けようとしていたので、「サイズ感違うから無理かなぁ」とは思ってました。しかし、X(旧Twitter)でアイホールなければいける可能性があるよとの投稿もあったので賭けてみたわけです。結果は惨敗。致し方なし!

まぁ、万が一ダメでも、瞳はリャフカちゃんの予備にしておくだけなので、大した痛手ではないので無問題なのでした。

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というわけで、オプションで購入していたアイを装着します。正直オプションのアイですら結構装着するの大変でした。アイホールあると調整がめっちゃむずいぞ!

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極端なほどに顔がいい……! アイを装着するまでは正直怖さも多少ありましたが、瞳が入るだけで生気が宿りました。また、如実に表情が出てくるので、この時にようやく「うちのライカは結構幼くねぇか……?」と気付きました。宣材写真のライカは結構キリリとした印象だったんですが、結構ジャニーズ寄りの甘いフェイスになってんなと。だがしかし、生意気感はどちらにせよ存在する。最高である。

宣材写真とは結構異なる印象を受けるとはよく聞いてましたが、個人的にはライカは弟設定なので幼いほうが嬉しかったこともあり、良い方向に裏切ってくれたなぁと思います。

ウィッグ装着

ウィッグはオプションとして買えなかったので、宣材写真の髪型に近い中古品をメルカリで購入しました。店舗だと極端なほど銀髪少なくなるのは何故なの。

ただ、悲しいことに、こちらのウィッグはおよそ8カ月も袋に入ってしまわれ続けていた弊害で奇妙な型が付いてしまってたという……。必死でブラッシングしたんですが中々整わないので、現在進行形でぐぬぬ……となってます。洗えば型とれるのかな……(リャフカちゃんたちのウィッグもそろそろ洗うべきかもなんですが、劣化が怖くてできてない)。

色味と雰囲気は気に入っているので、このウィッグを上手く活用していきたいです。

それにしてもこの正面写真のライカが良すぎる。たまたまパシャっと撮って、後に背景にアイの入ってたクッションだったりブラシの柄だったりが写り込んでたことに気づいたんですが、この写真がめちゃくちゃいいのでそのまま掲載する。やっぱなんか宣材よりも幼いんだよな。妙に可愛いんだよな。男なのに! 女の子たちよりも小悪魔枠になりやがって!!

お披露目

衣装を着せてポーズをとって写真を撮ってみました。顔もいいし、プロポーションもバッチリ過ぎてヤバい。

お名前は、品番名の「Laika」と同じ「ライカ」になります。ことあるごとにライカと呼んでいたせいで名前はもうライカ以外に付けられないと思ったからです。

写真撮影時は頑張ってウィッグのアホ毛を切って調整してみたので、ただかぶせたときよりも奇麗に仕上がっていると思います。キャストドールも自立するとは思いますが、ソフトビニールのドールよりも破損の可能性を考えるとどうしてもスタンドが必須になると思うので、そこだけが厄介だなと感じました。もう少しスタンド感の少ない支えが欲しいですね。

ようやく姉弟そろったねということで記念撮影。予想以上にライカの顔が小さかったことと、そもそもアニメドール寄りなMDDとリアルドール寄りなキャストドールという性質の違いから、MDD同士のイラスちゃんの方がよほどリャフカちゃんと似てるんですが、私の中では相変わらずクドリャフカとライカでセットになります。

でも、2人ともやっぱり派手で可愛いお顔をしているうえに、色系統はそっくりなので結構ちゃんと姉弟感もあると思っています。如実に表れてんなと思う性癖。

リャフカちゃんはあまり黒い服を持ってないので、あわせられる格好がこんな感じになりましたが、やっぱりなかなかいいよなぁと眼福しています。この、ライカがちょっと手前に出てリャフカちゃん守ってる感が好き。

 本当に2人で写真を撮りたいとずっと思っていたのでようやく実現して感無量でした。

まとめ

取り寄せ商品ということで1番初めに注文をしたにもかかわらず、新参者となってしまったライカ。まさかライカのお迎えまでに3体も迎えるとは予想外でしたが、8カ月というお迎え待ち期間に苦しみあえいだものの、こうしてお迎えできた喜びは何物にも勝りました。

個人的に取り寄せ商品最大のデメリットは、やはりお迎え待ち期間が長いことです。本レポでもかなり細かくその苦しみを共有させてもらったので、お迎え待ちの辛さは感じて貰えたかなとは思います。
ただし、メリットもあって、特に、細かく指示を出せるので自分の理想に一番近づけることができるのは取り寄せならではです。途中、在庫商品としてLaikaが発売されて、かなり嫉妬心を抱いたとは述べましたが、在庫商品の子にはボディメイクが施されていません。ボディメイク済みのLaikaを所持できているは、まさに取り寄せオーダー特権だからこそ。当初はボディメイク要らなかったかなぁ…などと思っていましたが、むしろやっていて良かったと強く感じました(まぁ、代わりに色移りを死ぬほど気を付けないといけなくなって、現状衣装を着せたままにできなくて裸体でいるんですけどね。全身白い服を買おうね!)。

キャストドールの取り扱いは難しそうなので日々精進しながら、新たに増えたライカも含めて我が家のドールたちとのドールライフを楽しんでいきたいなと思います。
大変長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました!