はねこ日記

新米ドールオーナーの推し事ライフ

【日記】ぬいとドールと国内旅行①旅行準備~2日目【北海道・東北新幹線沿線編】

こんにちは、はね子です。

X(旧Twitter)がほぼドール関連呟きにまみれております通り、着々とドールオーナーのレベルアップをしている今日この頃です。社会人になって以降、ディズニー関連以外にハマる日が来るとは思わなんだ。

7月28日の京都ホームタウンドルパ20にも行く予定で、しっかり入場券付きガイドブックを購入しました! おおよそ東京でのイベントが主流な中、ボークスは京都が地元であるため京都でイベントをがっつり仕切ってくれるのは地元民としてはありがたい限りです。他のドールオーナーさん達と積極的に交流する予定はまだない(というか、コミュ障炸裂するので出来ない)ため、今回は姉と一緒に完全お客さんとして楽しもうと思います。いつかはドールオフ会なるものに参加したいですね。

さて、今回はそんなドルパの話ではなく、実は1ヶ月前あたりにお休みをいただいて旅行した話を綴っていきます。

タイトルは「ぬいとドールと国内旅行」。そう、我が家のアイドル「クドリャフカ」通称リャフカちゃんをなんとお迎え早々に旅行に連れて回わりました。私は常日頃からリドルぬいを持ち歩き、ことあるごとにぬい撮りに勤しんでいた女。ドールの野外撮影への憧れを持たぬわけがないのだよ。

実際にドールとのお出かけを決行する前はかなり不安でいっぱいでしたが、やってみると意外とハードルは高くありませんでした。一般的なマナーを守り他者への配慮ができるなら、初心者でも問題なくお出かけできると断言できます。

これまでのリドルぬいとの旅行は楽しかったけれど、旅の仲間が増えると2倍楽しい。ぬいとドールとの旅行は大変なところも多かったですが、それ以上に楽しさにあふれていました。この旅日記を通して、ぬいやドールとの旅行に興味を持ってもらえればいいなと思いながら綴っていきます。

野外撮影やってみたいけど不安だなと思う方の参考になれるような私が気を付けたポイントなども載せているので、興味がございましたらお読みいただけると幸いです!

 

 

旅行概要

今回の旅行は11泊12日(1車中泊)の女1人旅。北海道函館をスタートとして新幹線沿線の都道府県を巡り、最終的に東京へ到着するプランを立てました。1番の目的地はかねてから行きたかった会津若松になります。

具体的な旅程は後述するので割愛しますが、運転免許を持っていないため公共交通機関とレンタサイクルを利用しつつ基本的には徒歩移動。ドールを運ぶことを鑑みればこの時点でなかなか無茶をしていると思われるかもしれません(ドールと旅行している人は自動車移動が多い印象)が、YouTubeで紹介されていた方法を用いたところ問題なく旅程を達成することができました。

とはいえ、おそらく40㎝級のMDDであったことが功を奏したのだと思うので、私が本旅行でとった方法は4分の1ドールよりも大きなサイズにはお勧めできないかもしれないことはご了承ください。

旅行準備

ドールを持ち運ぶための準備はもちろん、国内とはいえかなりの長期にわたる旅行です。「なるべく荷物はコンパクトに!」と意識はしましたが、ミニマリストとは無縁な生活をしているので、最終的に荷物を3つ持ち運ぶことになりました。

ドールバッグ

愛しのリャフカちゃんの寝床となるドールバッグとして、リュックサックをチョイスしました。ボークスやDOLKではドールのために作られたドールバッグが売られていましたが、レンタサイクルで移動することを考慮した結果、両手が空いて自転車のカゴに入れずに済むリュックサックが良いと判断。この判断は、旅行を終えた今でも長時間の徒歩移動をするのなら正解だったと思います。

私が選んだのは、ディズニーストアで販売していた高さ46㎝、幅36㎝、奥行き19㎝の26Lの大容量カバン。お値段8000円なので割と高め。もっと安く同様な機能性を有するリュックサックはありましたが、将来的にもドールバッグとして使い続ける想定だったので自分が納得できるデザイン性を求めた結果ディズニー商品であることを条件にしました。このリュックサック、外見はシンプルなのに内側がド派手ディズニー総柄で気に入ったんですよね。好き(ドール)×好き(ディズニー)なら値段はもうプライスレス。

とはいえMDDは高さが50㎝ないと直立させて入れられないので、残念ながら今回選んだリュックサックは座らせて運ぶことになります。

ちなみに、私が調べた限りでは高さ50㎝で防水加工付きの無印良品のリュックサックがドールバッグとして最適解だと思います。コスパ面でもかなり優秀。しかし、当該商品は超人気商品で、私もリュックサックを探しているときは入手できませんでした(7/17現在は在庫があるらしい)。シンプルなデザインなのでワッペンとか使えばアレンジも自在なことなども人気の理由かなと思います。

ドールの持ち運び方法

では、リュックサックにどのようにリャフカちゃんを入れたのかを記していきます。


参考にしたのはこちらの動画です。「レナ氏TV」チャンネルさんでドールを持ち運ぶ方法として紹介されていた、DAISOのPPファイルボックス(A4)を使用しました。このファイルボックスは、高さ25㎝幅10㎝奥行32㎝で座らせたMDDをすっぽり頭まで入れることができます。私の近所のDAISOには動画で紹介されているファイルボックスと少しだけ異なり、天井を閉じられる蓋つきのものが販売さてれいました。天蓋付きは100円ほど値上がりますが、保護力は抜群に高まるので個人的には天蓋付きをオススメします。

また、振動に耐えられる緩衝材としてふわふわしたタオルを巻きつけてから入れました。 本来はドール用おくるみを用意する方が良いとは思うのですが、店舗での販売が少ない(京都の店舗にはありませんでした)ので手に入らないなら白タオルで代替が良いでしょう。私はCan★Doのマイクロファイバーバスタオル(ホワイト)を利用しました。300円商品ですが肌触りも良く丸っと包めるので安心。なお、タオルは色移り配慮として白色がベストです。

さらに、ドールの命ともいえる顔はボークスフェイスカバーで保護するようにしました。万が一の場合にディーラー様にメンテナンスを依頼することは可能ですが、なるべくオーナー自身が配慮すべきです。替えが効かないメイクの保護は必要不可欠なので、たとえタオルとファイルボックスで守られているといえどもフェイスカバーは必須だと思います。

最後に、これはリャフカちゃん自身がハンドパーツ付きのコラボドールだったがゆえでもありますが、ネイルなどの繊細な装飾が施されているパーツは代替え品のあるパーツに取り替えておきました。

蛇足ですが、私はリュックサックの底にも厚めのタオルを1敷いておきました。乱暴にリュックサックを置かなければ必要ないとは思うのですが、私は無意識下で雑に扱う可能性があると思ったからです。実際何度かポイっとリュックサックを置いてたので備えていて良かったです。やらかしてから気付くんだよな。人間の無意識って怖いのだよ、マジで。

その他入れたもの

①ドールスタンド

撮影用のドールスタンド。そこそこ重さはありますが、これが無いとドールを立たせられないと思って持っていきました。

ただ、実際に使うタイミングはほとんどなく、私の場合天使のすみかの撮影スポットや撮影許可をもらったカフェ以外では使いませんでした。

野外撮影をするにあたり、私は以下の条件に気をつけるようにしていました。

  • 地面に直で置かない
  • 撮影準備は屋根のある場所で行う
  • 雨の日(雨上がりの日)は取り出さない
  • 人混みでは取り出さない
  • 水辺に近寄らない
  • 準備片付け含めて30分以内で撮影を行う(様子を見て適宜増減)

特に1つ目の条件を守るためにリャフカちゃんはだいたい腕で抱えていたので「立たせて置く」ことがありませんでした。この後の日記部分で写真めっちゃ出てきますが、大半が腰から上もしくは座っている写真なのはそれが理由です。また、スタンドは組み立ても手間なので占領配慮をしようとすればするほど使わなくなります。

訪れる観光地によってスタンドの有無は変わると思いますが、「地面に置きたくないな〜」と考えている場合は不要かもしれません。ちなみに、私がスタンドを使ったのは12日中で色々観光したのに2施設だけ…。まぁ、スタンドのおかげで良い写真は撮れたので目を瞑ろう。

②小物類・ケア用品

ハンドパーツや衣装など、こちらは購入時の箱やジップロックに入れて持っていきました。私はもともと衣装をたくさん持っていなかったので、するっとリュックの内ポケットに入りましたが、量がある場合は巾着などで一まとめにしておくと良いかもしれません。

ケア用品といっても準備できていたのはコームのみ。自分で使うつもりで買ったのに一度も使っていなかったディズニーデザインのコンパクトコームをリャフカちゃん専用のものにして、薄いので滑り込ませておきました。今後はこの持ち物にオイルなどが追加されるかなと思います。

③自撮り棒

1人旅ゆえに、もしかしたら使うかもしれないと念のため持っていきましたが、全く使いませんでした。一応三脚にもなる自撮り棒だったのですが、先述した通り、準備片付けに時間がかかるため利用せず。まさしくお荷物になってしまったので、今後は持たないかなと思います。

ドールと自分の記念撮影などがしたい場合は持っていても良いかもしれません。

④ぬいぐるみ製品

リドルぬいを持っていかないなど、私の辞書にはないのでリャフカちゃんと一緒にバッグイン。軽いのでファイルボックスの上に載せても無問題でした。夏仕様の衣装はひとつしかないのでずっと同じ服でしたが、雨の日用のカッパ衣装だけリドルぬい専用巾着に入れていきました。

⑤雨具

私の旅行時は梅雨入りしていませんでしたが、6月という突然雨が降る季節に雨具は必須。大事なリャフカちゃんとリドルぬいが濡れてしまうなんて言語道断です。

そこで用意したのは30L用のリュックサックカバー。背面でガッチリホールドすることで勝手に取れる心配がないものを選びました。

幸いにも旅行中に大雨に見舞われたのは1日だけであまり出番はありませんでしたが、リュックサックカバーくんは本当に大活躍してくれました。雨をしっかり弾き、染み込むこともありませんでした。普通にめちゃくちゃ使える品物なので、リュックサックカバーを検討中の方はAmazonのリンク先参照してくださいね。

以上、ドールバッグに入れておいたもの一覧です。いまいち何を用意すれば良いのか分からないなりに荷物を詰め込みましたが、旅行中は特に困った要素はありませんでした。恐らく撮影などにこだわる方は、一眼レフやストロボなどが必要になるため荷物が増えるかもしれません。

最悪ドールとカメラさえあれば野外撮影は出来るので、あまり難しく考えずに実践していきながら自分にとっての要不要を見極めていけばよいかなと思いました。私はもう絶対に自撮り棒を持っていかないと心に決めた(所持してた自撮り棒は無駄に重さがあった)。

その他2つのカバン

軽くだけ残り2種のカバンの用途を記しておきます。

①スーツケース

基本的に日中はホテルやコインロッカーに預けること前提のカバンです。日中は使わない宿泊用品(着替えや化粧道具など)が詰め込まれてました。予定していた観光地で混雑が予想された場所では、使わないことがわかっていたドールスタンドや自撮り棒などの避難先としても便利。

工夫すればスーツケースの上にリュックサックを載せられるので、荷台代わりになるのも良かったです。

②小さめのショルダーバッグ

別名必需品カバン。スマートフォンや財布、自宅の鍵などの頻繁に使うものと貴重品は前掛けのカバンが良いです。金具がカラビナ式なので、たまにリドルぬいの巾着が装備されてました。

日中はドールバッグとショルダーバッグの2つをもって歩いていました。旅行当日の装備を見て家族から「そのリュックが無くなればめっちゃ軽いのにアホやな」と憐れみの視線を受けたので、あまりオススメは出来ません。

両肩に推しの愛が乗ってると思い込めばなんとかギリいける。推しの愛を感じたい方はどうぞ。

旅行スケジュール

 

こちら友人が「めっちゃマメやん」と唸った旅行行程表です。Microsoftが無料で提供している「旅のしおり 特集 - Office テンプレート - 楽しもう Office」を利用して作成。新幹線の早割チケットを購入した手前、乗り遅れできないので時間管理は徹底しました。8日目までしかないのは1人で行動した日が8日目までだからで、残りの日程は同行者と相談して行動しました。なお、駅名や時間など訂正しているので悪しからず。

1人旅はその時々で自由に行動できるのが売りだと思うのですが、行きたいところが多すぎたのでギッチリみっちり計画を立てました。もともと分刻みスケジュールなのに、ほぼ予定通りに行動した(むしろ観光スポット増やしまくった)女です。振り返ってみると行動力だけは無駄にあるんだなぁと実感しました。もうアラサーだけど捨てたもんじゃねぇな。

1日目

基本的に午前中はほぼ移動に費やし、午後から函館観光をしました。

出発~空港

日も明けきらないうちにメイクなどを済ませて空港へ移動。北海道へ行くには飛行機が便利ですが関西からの直行便はすこぶる高く、羽田空港でトランジットする便を予約したので、朝早くから出発する羽目になりました。

交通渋滞もなく定刻通りで空港に到着。久しぶりに飛行機を利用して驚いたのですが、今は手続きがすべてセルフで行えます。予約したときに利用したカードをもって、航空券を発券し、自分でバッゲージタグを発行してスーツケースを機内預かりへと送り出しました。

その足のまま、次に向かうは保安検査場です。これまでの旅行と異なるところは、ドールを運んでいるという点。ですが、偉大な先人たちが既に試しているので絶対に大丈夫と確信していたため、ドールを保安検査のスキャン機会に通すことに不安などはありませんでした。持つとしたら羞恥心でしょうが、そんなものリドルぬいを散々連れまわしている私には皆無です。暢気に「検査場の人って、こういうドールが入ってるカバンを見てどう思うんだろうな…」などと思いながら通過。検査場の方はドール云々関係なく問題がなければ何も言いません。なので、恥ずかしがらずに堂々と持ち込みましょう。「どや、うちの子かわええやろ」のスタンスが大事です。

出発までの間がかなり暇だったのでリャフカちゃんを出そうかと思いつつ、許可先が分からないことから流石に躊躇われてリドルぬいが記念撮影。基本、ドールを出すのを躊躇った場合は私の相棒のリドルぬいが被写体を務めてくれます。ぬいはサッと撮影できるのが良い。その上可愛い。最高。

飛行機に乗り込むと、リュックサックは頭上の荷物入れへ。できれば自分で抱えておきたい気持ちはあったのですが、MDDドールが入るようなカバンは足元にあると邪魔になるため、なるべく荷物入れに入れるのが良いと判断しました。また、添乗員さんが手伝いをしてくれますが、必ず自分で出し入れするほうが良いです。何が理由で傷がつくとも限りませんので、ドールの扱いは自己責任を持ちましょう。

秋葉原

昼前に羽田空港に到着後、次の飛行機まで3時間ありました。行動力の鬼と化していた私は、秋葉原ラジオ会館アゾンレーベルショップで開催されていた「 PetWORKs 六分の一男子図鑑 ヴァンパイア フェス」へ。

姉が見たがっていたので代わりに写真を送りつけるためだけに行きました。ディーラーさん作品は軒並み高額だったので目だけで楽しむことに。せっかくなので姉にお土産としてイベント衣装買おうかなと思ったのですが、在庫が少なく好みのものがなかったので諦めました。流石に気に入ってないものに諭吉は出せなかった。

ついでにリャフカちゃん用に和服が欲しかったので、ドールショップを巡りましたがこちらも好みのものがなく退散。この時既にホームタウンドルパ開催情報が出ていたので、ドルパで和服を1着買うことを心に決めたのでした。

羽田空港

羽田空港へ戻ってきて、お昼ご飯。

東京の物価高を強く感じるこのメニュー。値段はしっかり覚えてませんが、素蕎麦で1000円くらいしてました。たけぇ。でも、柚子の風味が美味しい蕎麦でした。

再び飛行機に乗り込み、目的地の函館空港へ。リャフカちゃんを荷物入れに入れるため即取り出せるように通路席を選んだおかげで外の景色は眺められませんでしたが、天候の荒れもなく快適な空の旅でした。

函館空港

函館空港に到着後、預けていたスーツケースを回収したところ、なかなかに汚れて出てきました。「日本だから無事かな?」と思ってはいけません。確かに海外よりはマシだとは思いますが、まだ3回しか使ってないスーツケースがかなり黒くなって上に細かい傷がそこそこ残りました。間違いなくドールを飛行機で連れていく場合は、機内預かり荷物だと汚損破損の可能性があるため、機内持ち込み手荷物が良いでしょう。

スーツケース回収に手間取り、予定している函館市行きの空港バスの時刻が迫っていましたが、函館空港でやり忘れてはいけないことを済ませます。そう、函館旅行が決まったから見に行った『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』のイベント参加です。コナン知識はめっちゃニワカだけど単純にスタンプラリーが好きなのでフルコンプを目指しました。

函館空港のフォトスポットは紅葉お嬢様と伊織さん。急いでいたのでぬい撮りしている暇はありませんでした。ところでこの2人、映画では函館以外の北海道の名所を巡るアンバサダー的役割を担ってましたね。私は固定カプ厨なので横恋慕キャラは苦手なんですが、紅葉お嬢様は結構好きです。なかなかええ性格してはりますよね。まぁ真正京都民のいけずさは、もっとえげつないですけど(自分も京都民だからこそわかる)。

イベントに興味がある方は是非ともサイトを確認してみてくださいね。

五稜郭タワー

ホテルにスーツケースを預けて行動開始。まずは函館絶対行きたいポイント第一弾。もはやオタクなら履修必須の新撰組に触れるため、五稜郭タワーに登りました。平日の夕方に差し掛かる時刻だったので、人入りは少なめでした。

コナン映画のスポットでもあるのでフォトスポットがありましたが、全く混んでいませんでした。少年たちがキャッキャしてる横でぬい撮りする女1人、不審者である。パネルはキッドとコナンくん。今映画のメインどころ2人。せっかくのぬい撮りは、リドルくんボケてました。1人だとどうしても手が足りないので、なかなかピント調整ができないんですよね。今後もちょこちょこピンボケしますが、ご了承ください。

さて、今思えば恐らく五稜郭タワーならドールとの撮影許可を貰えたかもですが、勇気が足りずにこの時はスルーしてしまいました。

安心と信頼の被写体リドルぬい。天気がすこぶる良かったので五稜郭の星型が映えました。もちろん土方歳三像とも記念撮影。コナン映画の土方さん、5割り増しでカッコよくなってましたね。

また、リャフカちゃんに持たせたら可愛いだろうなと五稜郭タワーちゃんのマスコットキーホルダーと五稜郭看板マグネットを購入。案の定可愛かったです(撮影地はホテル)。ドール衣装に新選組のだんだら羽織ないかなぁ……。

コナン映画で小五郎のおっちゃんがひっくり返ったガラス床も見学。私は高所恐怖症でないので余裕の笑み。

ただ、景色にあまり感動しない愚かな女なので、この後ぐるっと一周してから五稜郭クイズができる機械でちょっと遊び、30分程度で展望台を出ました。

展望台用エレベーター降り口に、「MILKISSIMO」ジェラート店がありました。コナン映画で紅葉お嬢様が食べていたので実食。ミルクとパイナップルのダブルをチョイス。ミルクが圧倒的に美味しかったのでオススメです。流石は北海道。パイナップルは普通に美味しいけどミルクと比較すると普通すぎて、あまり感動はありませんでした。

箱館奉行所

タワーを降りて、五稜郭内部に潜入です。目的地は箱館奉行所。ここも絶対に行きたいと思っていたスポットで、コナンのフォトスポットも中にあるとのことで入館しました。

ここではついにドールの撮影許可を取りました。基本施設の方(受付担当者)に「大きめの人形…これくらいのドールなんですけど(ジェスチャーでだいたいの大きさを伝える)、それと一緒に撮影してSNSとかで載せても良いですか?」と質問して、オッケーが出たら撮影するようにしています。今後の日記では省略しますが、他の施設でも同様に撮影許可をとってます。

「許可ももらえたし内部を撮影しよう!」と意気込んだものの、なんとこの箱館奉行所内では撮影できませんでした。内部にベンチなどがなく、狭い通路を塞ぐことはもちろん、自由に出入りできる和室とはいえ畳の上に勝手に荷物を下ろすのは忍びなかったからです。

 

悔しかったのでやっぱりリドルぬいに被写体を任せて撮影。今度はピントが完全にリドル君にうばわれてコナンのフォトスポットの平次と沖田がボケてますね。よって、ぬい有りVerとぬい無しVerの2種撮ることになるという。剣道組がこの施設なのめっちゃ似合ってました。

あと、薄桜鬼も展示されてました。刺さるぅ~!

内部では撮れなかったが私は諦めない。許可は取れたのだから撮影はすると誓い、箱館奉行所の建物目の前のベンチでリャフカちゃんを取り出しました。思い返せばこのベンチには屋根がなかったので、自分で課した撮影条件をガン無視してるんですが、幸いにもびっくりするくらいの晴天だったので問題はありませんでした。

大阪のドールポイントで自宅以外の撮影場所を経験していましたが、ガチの野外撮影はこの箱館奉行所が最初。日差しは強いし、風も強めに吹いていたのでウィッグがバサバサになったりと、野外撮影の難しさを実感しました。ドール撮影タイムは自主的に時間制限を設けているため、構図などはほとんどこだわってません。それでもただリャフカちゃんがそこにいるだけで特別感満載な写真に変わるのだから不思議である。

また、他のお客さんの視線はちょこちょこ感じました。やっぱりドールを持ってると見られることは覚悟した方が良いかもしれません。ただ、私の場合は「見て! かわいい人形!」と小さい女の子が指さしてくれたり、ドールを見てから「いいね!」っとジェスチャーしてくれる外国の方などがほとんどで、ドールを持っていることに割と好意的でした。とはいえ、もちろんドールそのものが不気味と感じる人も中にはいると思うので、絶対に好意的に接してもらえるわけではないと意識して、今後もなるだけ他者の配慮はするつもりです。「変な人ではないのよ~」のアピール含め、視線を感じるほど見てくれた人には笑顔で会釈してみると、高確率でニッコリ笑い返してくれるのでオススメです。コミュ障の私でも微笑むくらいわけないぜ!

丸井今井函館館

箱館奉行所でリャフカちゃんの撮影会に興じていたら、お土産のために行こうと思ってた六花亭カフェの閉店時間を迎えていました。同行者がいたら間違いなくお叱り案件ですが、1人なので予定を変更して丸井今井函館館へ。目的は六花亭のバターサンド。北海道土産といえば六花亭六花亭を渡しておけば英雄になれると信じています。バターサンドはホンットに破茶滅茶に美味しい。食べた事ない人は絶対買って食べて欲しいです。

コナンのフォトスポットでもあるので立ち寄って行きました。園子ちゃんと蘭ちゃんの親友ペアwithコナン。今作は出番少なかったのに等身パネルキャラに選ばれる園子ちゃん強い。

湯の川温泉足湯

路面電車を使って、コナンのフォトスポットになっている花びしホテルへ移動。ここは時間的に無理かなと思っていましたが、季節的に陽が落ちるのが遅かったおかげで足を伸ばすことができました。

ホテルのフォトスポットは工藤両親。写真を撮って早々に撤退。

電車の待ち時間の間は足湯に浸かってゆっくりしてました。人も少なくすごく写真映えしそうでしたが、お湯にぬいやドールを落とすと笑えないので撮影はせず。お風呂で写真撮ってる人いるけど、どうやってるのかめちゃくちゃ気になりますね。

八幡坂

だいぶ陽が落ちてきて電灯が光り始めた頃に、北海道にしかないと噂のラッキーピエロを目指していたところ、道中に八幡坂という看板を見つけてふらりと立ち寄りました。

八幡坂は観光スポットとして有名な坂ですが、「所詮は坂。興味ないね」とどこぞの剣士みたいな感想を述べて行く予定はありませんでした。しかし、実際に行ってみるとかなり良かったです。驚くほどの急勾配な坂だからなのかは分かりませんが、海岸へと一直線に続く道の遠近が絶妙なのです。ライトアップが始まっていたこともあり、写真では伝わりづらいですがキラキラと綺麗でした。

映画でも出てきた名所なので「コナン、ここで転がってたなぁ〜……この坂転げ落ちて軽傷って死神の異名は伊達じゃねーな」などと思いながら風景だけ撮影。ここは普通に車が通る上に、正面から撮影するには道路のど真ん中に立つ必要があるので、ぬいやドールを出し入れする余裕はありませんでした。

ラッキーピエロ

「函館に行くならラッキーピエロは行っておけ」と母に言われ、コナン映画でも登場していたラッキーピエロマリーナ広末店で夜ご飯。

まずこのお店は外観が素晴らしく、お店に入った時点でかなりワクワクしました。店内はオールドアメリカンな内装で、ディズニーに近しい気持ちになりました。ここだけは地元の学生さんも多く来ていたのかそこそこ混雑しており、ささっと注文を済ませて適当な空席で食事しました。

選んだのは観光客人気No.1のチャイニーズチキンバーガーセット。チキンがゴロゴロと入ったバーガーは甘じょっぱい味付けですごく美味しかったです。サイドメニューのラキポテ(たぶんラッキーピエロポテトの略)はホワイトソースとミートソースがかかっていて豪華なんですが、最初の数口はすごく美味しかったものの後半になるにつれて味が濃く感じて個人的には少し苦手でした。全体的に味濃いめなのでドリンクの烏龍茶が食事にめちゃくちゃ合います。

なお、映画でコナンと平次が巫女さんに話を聞いていた席は、聖地巡礼スポットと化してました。ファンだったらこういう演出堪らんだろうなぁと思わずにっこり。

函館山展望台

コナン映画のタイトルにもなった百万ドルの夜景を楽しみにやってきたのが函館山ロープウェイ。エントランスにもしっかりとコナンの看板が出ており、日中の天気の良さからも期待大で施設に入り込みました。

チケットを購入しようとしたところ、スタッフさんから「モニターに映っている画面でチケットを購入するかご判断ください!!」と大声でアナウンスがかかります。チケット発券機から目線を上に移すと、函館山から見える夜景がライブ映像で流れていました。そして、そこには百万ドルとは言い難い真っ暗な映像が映し出されていました。

「おっふ……これ、アウトやん……」と思いましたが、コナンのスタンプはロープウェイで昇った先にある。フルコンプ目指していたので、「夜景がなくとも行ってやらぁ!!」と腹くくってロープウェイに乗りました。期間限定のコナンによるロープウェイアナウンスが聞けたので乗った価値がありと断定。aikoさんによる今作主題歌「相思相愛」のBGMが死ぬほど最高でした。

フォトスポットは平次・和葉ちゃん・キッドの3人と大きいパネルコナン。私はめっちゃニワカファンですが、コナン作品の中で一押しカップリングが平次×和葉なので、今作はニヤニヤが止まりませんでしたね。

メインの展望台はというとこんな感じでした。チケット購入時の真っ暗を考えると割と頑張ってた方。カメラの明るさガンあげしてこれです。

なお、明るさあげなかったやつ(左)と性能クソザコiPhoneXRくんでとったやつ(右)だとこんな感じ。もはや何もない。

肉眼だとそこそこ見れたので、百万ドルの夜景ではないけど百万円くらいの夜景ではあったかなという感想です。いつかリベンジしたい。

でもやっぱなんか負けた気分だったので映画公開中しか買えないだろう限定品買っときました。まさかコナングッズを買う日が来るとは思わなかったのだよ。

「ワンチャンリャフカちゃんと撮影できるかな~」とか思ってましたが、恐ろしい強風と美しい夜景見たさに粘っていた群衆の多さでドールを出すなんて不可能でした。リドルぬいも出したけど風で飛ばされそうでかなりヒヤヒヤしたので、風が強いところではぬいもドールも控えるべき。

2日目

午前中は引き続き函館観光。午後から新幹線で青森県へ移動しました。

朝食

北海道のホテルの朝食は凄い!!! 朝から海鮮食べ放題でした。意味わからないほどおいしかったのは焼きホタテ。大きく肉厚な身に、シェフがその場で焼いてくれるので熱々。ホタテのエキスが凄く濃厚で思わず2皿完食。どのメニューも美味しくて、デザートまでしっかり楽しむことができました。

ところで、ドール旅をしている偉大な先人さんたちの動画やブログなどで、ホテルの朝食会場にドールちゃんを連れてる人がいたのでやってみたかったんですが、1人だとかなり厳しかったです。理由はドールを抱えて食事を取りには行けないので、必然的に席にドールを置いていかなければいけないから。複数人で泊まっていれば1人が食事を取りに行っている間にドールを見ていてもらえますが、1人だとそれができない。日本で盗まれる可能性は低いとは思いますが、絶対ではない以上目を離す隙を作りたくないというのは至極当然ですよね。こんなところで1人旅の弊害が生じるとは思いもしませんでした。ドールもぬいみたいに軽ければいいのにな~……やっぱり手を出すか……ねんどろいどどーる。

函館朝市

「北海道のウニが食べたい」ということでコナンのスタンプスポットでもある朝市へ。採れたて剥きたての生うに、おいしゅうございました。朝食で海鮮はかなり満足していたので、こういう風に1個売りしてくれているのが朝市の良い点。

フォトスポットは小五郎のおっちゃんと中道警部。このフォトスポット見つけられずに彷徨っていたら朝市のお姉さんが助けてくれました。1人旅は直ぐに相談できる人がおらず、私自身のコミュ力が高くないことも相まって大変なことが多かったですが、人のやさしさに恵まれる機会もまた多かったです。もちろんお姉さんのお店でお買い物をしました。ありがとうお姉さん。

旧函館区公会堂

青と黄の配色が美しい旧函館区公会堂。やはりここも函館観光に欠かせないスポットです。開館と同時に入ったおかげで人も少なく、広い館内を独り占めできるほど空いていました。

公会堂のテラスからの眺めがとても綺麗。許可さえもらえたら公会堂での撮影は絶対したいと考えていたので、前日からリャフカちゃんの衣装を鈴蘭ドレスにしていました。

謎ポーズのオンパレードだけど似合いすぎてて連写してました。調度品に触れないようにリャフカちゃんを抱えての撮影だったので、色々と技術的にはひどいですが、リャフカちゃんがとにかく可愛いのでオールオッケー。洋館×ドールの相性は完璧ですね。

はじめてリャフカちゃんがコナンフォトスポットで被写体を務めました。蘭ちゃんとコナンくんの2人と記念撮影。今しかできない体験です。

あと、この旧函館区公会堂はコナン映画でもガッツリ登場しており、この廊下を見たとき「ここ、和葉ちゃんの魅力爆発してたとこやん」って思いました。気になる方は映画を見よう。

旧相馬家住宅

和室と洋室が巧みに混在している旧相馬家住宅にも行きました。外観の時点で面白いお屋敷で、門構えは日本らしいのに鮮やかなライトグリーンの壁が見事に調和しています。ここはそれほど広くないのに拝観料が1000円かかり、正直「割高だなぁ」と思っていたのですが、拝観者全員に音声ガイドを貸してくれるので納得の料金でした。
ちなみにここもドール撮影の許可はもらえたのですが、函館奉行所と同じ理由で撮れませんでした。

 

せめてぬい撮りしようと思っていたのに、音声ガイドが楽しくてドンドン進んでしまい普通に撮ってた写真たち。

唯一リドルぬいと撮ってた場所。欄間がすごく凝っていて良かったです。

どのお部屋を覗いても音声ガイドが詳しく説明してくれて見所いっぱいで楽しかったです。私が来館中は他に人がおらず、退館したときに2人組のお客さんが来ていた程度で、朝の時間はとても空いているからゆっくり見られるのもオススメポイントですね。

函館市旧イギリス領事館

次は、ユニオンジャックが掲げられている旧イギリス領事館。目的はこの内部にある「ヴィクトリアンローズ」というカフェだったのですが、もちろん領事館内も見て回りました。ただし、なぜかここでドールの撮影許可を撮っていないという。普通に受付の人に確認忘れるという失態。絶対に撮影出来ていたら似合ってただろ……と思いつつ、普通の写真だけ取ってました。

かなり雰囲気のあるお部屋が多いです。あまり西洋史が分からないので終始あほみたいな感想しか頭になかったのですが、見に来てよかったなと思いました。

あと、セルフ撮影ができる顔出しパネルで1人で遊ぶ女爆誕してました。この写真は顔出ししてませんが、ちゃんとパネルに顔を合わせてる思い出用写真も撮ってます。仕組みは恐らく、①手前と奥に2枚顔出しパネルがあり、奥のパネルは顔部分が鏡。手前のパネルから顔を出すと奥の鏡が自分の顔を映してくれる。②手元あたりの穴にカメラを合わせて撮影する……という感じだと思います。これを1人で遊べる勇気はあるのにコミュ障な私。なんなのだろう。

ヴィクトリアンローズ

旧イギリス領事館内に併設されているカフェのヴィクトリアンローズで、イギリス風アフタヌーンティーが絶対に食べたかったのです!

このTHE王道なスコーンと紅茶の組み合わせ。アフタヌーンティーは3段スタンドが主流ですが、個人的には3段だと量が多すぎるのでスコーンと紅茶のみのアフタヌーンティーが一番好きです。

スコーンは2つで、付け合わせはオーソドックスなクリームとマーマレードの2種。紅茶はアールグレイを選びました。私が紅茶で一番好きなのは香り高いアールグレイ。ちゃんと紅茶の飲み方も教えてくれるので凄く美味しく飲めました。紅茶はティーポット1つ分しっかりと提供されるのでかなり量があるのですが、スコーンがサクサクしたお菓子で紅茶に異常なほど合うため普通に飲み切れます。私に至っては、ストレートのまま飲み過ぎて、ミルクティーにアレンジし忘れ気づいたときには紅茶を飲み切っていたという失態を犯しました。それだけ美味しかったということですね。

アフタヌーンティーとドールの相性もまた最高。お店に人に許可をもらった時、初めは「え? ドール?」と困惑気味に許可してもらえたのですが、机の上に置いたら「あ、人形のことだったんですか! 凄く似合ってますね!」といってもらえました。

隣のテーブルにいた老夫婦の奥様も初めはびっくりしつつ興味津々にリャフカちゃんを見てくれて、「可愛いわぁ、私も欲しくなっちゃう」と声をかけてくれました。旦那様はそれをニッコリと見てた。素敵なご夫婦に褒められてリャフカちゃんもなんだか嬉しそうでした。

金森赤レンガ倉庫

ヴィクトリアンローズで優雅にティーブレイクしていたら時間が迫っていました。大慌てでコナンのスタンプラリー回収のために、金森赤レンガ倉庫へ移動。実は前日のラッキーピエロで食事した後に行ったのですが、残念ながらすでに閉館しており翌日リベンジとなりました。なお、昼間の写真を撮り忘れたので夜景写真。撮っててよかった。

フォトスポットは平次とコナン。背中合わせでかっこいいパネルでした。

館内を悠長に見て回る余裕が皆無で早々に出てしまったので、また函館に行くことがあれば次はゆっくり見て回りたいなと思いました。

JR函館駅

新幹線の時間が迫ってきていたので慌ててホテルに預けていた荷物を回収後、新函館北斗駅に向かうために函館駅へ。歩きながら足早に撮影した割には結構きれいに撮れてた函館駅。Googlepixel君は凄い。いにしえのiPhoneXR君とは比較にならん。

スタンプラリーの最終ポイント少年探偵団を入手して、景品引換抽選権と交換して急いで電車へ向かいました。そして、この日記を書いていてようやく気づいたんですが、私最後の最後にフォトスポット撮影忘れていたという。人間急いでいたら思考力めっちゃ落ちますね。今、ものすごく悔しい気持ちでいっぱいですが、これも旅の醍醐味でしょう。失敗も思い出なのだよ。

ちなみに慌てっぷりはハンコにも出ており、少年探偵団だけ思いっきり失敗しました。2度押ししてます。まぁでもフルコンプしたので目標は達成です。コナン知識ほぼないような人間でしたが、大満喫させてくれたイベントで楽しかったです。

この最後のスタンプを押したとき、隣に幼い兄弟がいたのですが、たぶんスタンプラリーを開始したばかりだったのでしょう。私のフルコンプされた台紙を見て「このねーちゃんスゲ―! 全部そろってる!!」と多分お兄ちゃんの方が発したのち、「ほんとだ! 俺たちも早くやろう!!」と弟君も同意しながらも家族の元へ走っていくという1コマに遭遇しました。1連の流れが速すぎてポカンとしてたんですが、後から少年探偵団っぽい反応だったなと思えてほっこりしました。子供は元気が1番なのだ。

駅の電車もコナン仕様。何気にここで少年探偵団撮ってた。100万ドルへの鉄路(エクスプレス)って命名されてました。

ちなみに、スタンプラリー挑戦者がもらえる景品の1つがこのAR撮影フレームです。函館市内でしか使えず、既に移動し始めてた私は仕方ないので車窓を撮ってました。多分本来なら観光しながら景品交換して、名所と撮影するためのものだったと思う。

ねぶたの家ワ・ラッセ

北海道新幹線青森県に到着後、ホテルでチェックインを済ませてからすぐに駅近くのねぶたの家ワ・ラッセに行きました。青森といえば林檎とねぶた。本音を言うとあまり興味なかったのですが、両親から「見ごたえがあって良い」とオススメされた施設です。
館内は撮影可能でしたが、ねぶた展示のために足元などが暗くなっており、ドールを出すことは諦めました。小物を落とすと探すのが大変と思ったからです。

 

展示作品はどれも大迫力で所狭しと展示されているねぶたの数に圧巻されました。照明の影響でリドルぬいはかなり暗くなってしまってしまいましたが記念撮影。途中、施設の職員さんによるねぶた踊りの体験会が催されていましたが、流石にドデカリュックサック背負っていたので不参加。平日にもかかわらず意外と人がいて、皆さん体験会で踊っているのでびっくりしました。

A-FACTORY

ねぶたの家ワ・ラッセの隣のA-FACTORYにある「Gelato natura due」というお店の林檎ジェラートを実食。私が選んだのはたしか王林。そのまま林檎を摩り下ろしたんじゃないかなと思えるほど林檎の甘みと酸味が絶妙なジェラートでした。林檎好きならきっと気に入る一品。私はそれほど林檎好きでないので普通でした。

なお、林檎つながりで青森県の林檎推しの凄さを実感する自販機がJR青森駅にありました。売られているものがオールリンゴジュース。私の一押しはトキです。

浅虫温泉「ゆーさ浅虫

せっかくなので有名な浅虫温泉に行こうと思い、日帰り入浴が可能な「ゆーさ浅虫」という施設に行きました。5階の展望浴場は、地元の人が好んで入りに来ているスパという感じ。あまり観光客向けではないかもしれません。駅チカで入浴後の肌がすべすべになるほどお湯の成分が良いですが、シャンプーやらの入浴道具は別料金なので持参する必要があるところが難点。

自家用車があれば行くのもいいけど、少なくとも私のように大きな荷物を担いでいくべきではない。青い森鉄道青森駅から浅虫温泉駅まで往復1時間程度見ておく必要があるので、時間を考慮すると徒歩旅にはオススメし辛いスポットでした。

夜ごはん

浅虫温泉を出て青森駅周辺に戻ってきた時間が19時少し前。この時間になると予想外にごはん屋さんが閉まっており、開いているのはチェーン店ばかりでお店を見つけることが大変でした。できるだけ青森県の名物を食べたかったのですが、あまりそそられる名物もなく、「夜ごはんくいっぱぐれそう。助けて」と家族にLINEで相談。

父から「ここがおいしい」と連絡がきた回らない寿司屋さん「一八寿し」に行きました。人生初のまわらない寿司。そもそも高級寿司なんぞ無縁の生活していたのでお店に入るときから緊張しました。

店内でソワソワ落ち着かなかったので、心の安寧のためにリドルぬいを出す女。基本ご飯を食べるときはぬいを片付けるのですが、今回はリドル君に見守られながら最高においしい寿司を食らいました。お寿司、意味わからんほど美味しかった。やっぱ回らない寿司は格が違ぇや。

なお、あまりに回らない寿司にビビっていた私が「勇気づけにリドルぬい出す」と家族にLINE実況してたのですが、私のぬい撮りに違和感を持たなくなった家族は「めったにできん経験や。リドル出せ」と返信してきました。これが常識がバグるということですね。お店の人はニッコリ笑って「あら~! 可愛いぬいぐるみさん~」と声掛けてくれました。優しい。

ホテル

次の日に備えてホテルでリャフカちゃんの衣装チェンジをしました。函館の洋館用に鈴蘭ドレスでしたが、ここから先はドレスよりももう少しカジュアルな衣装がいいなと思ったのでディーラー様作のお洋服に。リドル君がバカンス使用のアロハシャツだったので、リャフカちゃんにもアロハシャツを買ってあげたい今日この頃。

旅行中、リャフカちゃんは基本的にリュックサックにいることが多いのですが、ホテルにいる時間は換気目的でリュックサックから出していました。ドールは高温多湿が良くないと聞いていたので、いちいち片付けるのが面倒でも必ずケースから出して外気に触れるよう配慮すべきかなと思います。あと、ソフビなので色移りしそうな場所に置く際はちゃんとティッシュ1枚だけでも敷くよう気を付けました。

慣れている人は色々ドールメンテナンスをするのかもしれませんが、私はウィッグを整えるために櫛で梳くくらいしかしていません。他にすべきことがあれば有識者さん、是非とも教えていただけると幸いです。

まとめ

意味わからないほど長くなっておりますので、いったんここで一区切りを付けさせていただきます。ここまでお読みいただいた方、ありがとうございました。

この日記は半分備忘録のようなものなため、ぬいやドール以外の内容もふんだんに含まれていて、役立つ部分やそうでない部分もたくさんあると思います。個人的には初めてのドールとの旅行だったので、「こういう点には気を付けた」を盛り込みましたので、同じような初心者さんの力になれるような情報になっていれば幸いです。もちろん、単純な旅日記として、こんな旅の楽しみ方もあるんだな~と感じて貰えればより嬉しいですね。

こうして振り返っていると、毎日頑張って運んでいたのにリャフカちゃん出しているタイミングの少ないこと……! ぬいと違ってサッと出してパパッと撮ってサッと片付けるができないからこそ許可が必要不可欠だと思うのですが、その分許可取りの手間を天秤にかけて諦めることもしばしば。各施設の方で「当館は、ぬい撮りドール撮影を奨励しています」とかのポスター掲示してくれないかな……などと思っちゃいましたね。絶対あり得んけど!

以降の旅行日記に関しても、なるべく早く投稿していきたいなと考えているので、もしよろしければお付き合いいただければなと思います。

それでは、ここまでお読みいただき本当にありがとうございました。

また次回の更新をお楽しみに~!

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