はねこ日記

新米ドールオーナーの推し事ライフ

【日記】ぬいとドールと国内旅行④9~10日目【北海道・東北新幹線沿線編】

こんにちは、はね子です。

今回で4つ目となりました、ぬいとドールと国内旅行日記。

北海道新幹線東北新幹線を乗り継いでついにやってきた終点駅は東京駅。最後の3日間は姉や友人と楽しんできました。友人との旅行の様子はぬいやドールがメインでないため割愛します(よって11日目はありません)が、姉とはがっつりドール活動(以下、ドル活)してきましたので、ある意味では一番ドール旅らしい回になります。かわいいドールやぬいの写真に癒されてください!

もしよければ、他の記事もご一緒にお読みいただけると幸いです。

それでは、お時間がございましたら暇つぶし用にどうぞ~!

 

 

9日目

夜行バスでやってきた姉と朝早くから合流し、2024年3月にオープンした「イマーシブフォート東京」(以下、イマーシブフォート)へ行きました。ゆりかもめ青海駅直結の完全屋内没入型アトラクションが体験ができる施設で、私も姉も2回目の訪問です。オープンして間もないころに1度足を運んだのですが、その時に見事にはまってしまいました。新規イベントがあると聞き及んで参加したいと思ったこと、まだオープンしたてで人がそれほど多くないのでドール撮影もワンチャンできるのでは思ったことが来館の理由です。

希望通りにスタッフさんからドールの撮影許可をもらえたので、撮影オッケーと言ってもらえた施設ではバッチリ撮影しまくりました! 雨の心配がなく、平日で人も少なめだったので、ずっとリャフカちゃんを抱っこして持ち続けてました。

イマーシブフォート東京

ショッピングモールのような商業施設ヴィーナスフォートの跡地に作られたので内観などはほとんどがヴィーナスフォートのときのままです。入場するとすぐに映像によるお迎えがありました。

ザ・シャーロック ベイカー街連続殺人事件

まず初めに体験したのは「ザ・シャーロック」。ウォークスルー型シアターというアトラクションです。私たちゲストはシャーロックホームズの世界観に入り込んだ傍観者という設定で、シアター内のあちこちで同時多発的に起きる事件を目撃することができます。こちらはネタバレ厳禁、シアター内の撮影も基本的には不可なため、内容については特に語ることがありません。気になる方は是非ともご自身で体験してほしいです。

なお、私たち姉妹はザ・シャーロックの体験は今回で2回目。2回目だからこそ、だいたいの内容を理解していたので好き勝手行動してみましたが、初めての方は、ひたすらシャーロックホームズを追いかけまわすことをお勧めします。そうすることで、おおよそのあらすじを掴めるからです。

ただし、アトラクション参加者は初めにカードが配られて同行者など関係なしにグループ分けをされます。そして、プレショーを行ったロビーからシアター内へと誘導の際に、各グループ用意されたアクターによって先導されます。そのアクターはシャーロックホームズだったり、レストレード警部であったり、名前もわからないようなキャラクタ―だったり様々です。意外と「シャーロックホームズを見つける」こと自体が難しかったりするので、1度で全部を見れないと諦めて繰り返し参加する心づもりの方がいいかもしれません。

シアター内での行動は基本的に自由です。あてがわれたアクターに付いていくも良し。ついていかずに全く別のことをしても良し(実際に、私は姉と合流を優先してついていきませんでしたが全く問題なかったです。なお、私は2番目のグループに案内されて姉はそれから3つばかり後のグループで案内されたので本当にランダムだった。レストレードやワトソンが去っていくのを眺めてました…)。むしろ、自由過ぎて何もすることがないこともあるので、アクターだけは見失わないようにするのがこのアトラクションを楽しむ最大のポイントです。アクターをストーカーする気持ちで、歩きやすい靴での参加がおススメ。

もちろん、アトラクションは常に変化しているので(実際にカードシステムは2回目が初で1回目のときはなかった)、ここで述べていた情報は変わる可能性があることをご了承ください。

なお、アトラクション体験中はドールはもちろん、ぬいも出していません。どっちにしても基本は撮影禁止なのでやめておきましょうね。

ギャレリア・デラ・ヴィータ

ザ・シャーロック体験後、お土産屋の「ギャレリア・デラ・ヴィータ」でシャーロックのクマちゃん(以下、シャーロックマ)をお迎えしました。実は先ほどの写真で登場したクマはこのタイミングでお迎えした子なので、写真はお迎え後に撮ったものになります。サイズ感的にシャーロックマを抱っこできるんじゃないかなぁと思っていたら案の定で、お迎え後イマーシブフォートにいる間はリャフカちゃんにずっと抱っこしてもらいました。

また、お店の人がリャフカちゃんをものすごく褒めてくれて、「この棚の上で撮りましょう! 絶対に似合いますから!!」と商品棚に乗せさせてもらいました。「あの街灯を入れて撮るのがいいと思います!」とアドバイスまでくれて、店員さんの審美眼は間違いありませんでした。超似あっている。

可愛い可愛いと褒めちぎってくれた店員さん方、ありがとうございました。

ザ・キャバレー

最高に盛り上がるステージショーが見られる「ザ・キャバレー」で昼食をいただきました。丁度ステージショーが始まる直前に入店したこともあり、ショーを見るのに夢中でお料理は冷めてしまったのですが、お肉メインのプレートはボリュームたっぷりで美味しかったです。

観客へのサービスが満点で、ショー中にアクターさんたちがステージを降りて触れ合うことができます。ドールたちと一緒にショーを見ていたら、アクターさんたちが全員リャフカちゃんやリドルぬいにも手を振ってくれていました。リャフカちゃんに対して投げキッスしてくれた人もいた。キャー!

いろんなフォトスポットを巡る

こちらはフラッシュ撮影をするとジャック・ザ・リッパーが現れるフォトスポット。姉のドールバッグをベンチにさせてもらい撮影。これまで地面に直接置くことはしなかったのですが、ボックス系のカバンを持っていればベンチ代わりにできるという知見を得ました。

ちなみに、ここは姉が「絶対写真を撮りたい!」と言っていた場所で、理由は姉のドールであるエイトくんにめちゃくちゃ似合うからでした。視線を合わせて撮るのが難しくてなかなか画面は暗いのですが、確かに似合っていました。でも、エイトくんはアメリカンポリスなので、微妙にニアミスしてますね(ジャックザリッパーはイギリスの殺人鬼)。

イマーシブフォートはいろんなところに街を意識したセットが飾られています。オープン当初はなかった新規イベント「フォルテヴィータ事件簿」で使われていたりするのですが、イベント実施時以外は割と自由に撮影できます。

完全屋内施設なので雨を気にすることもなく撮影ができるのがとてもありがたい上に、セットで撮影しているとスタッフさんが「こっちもオススメですよ!」と積極的に案内してくれるのが最高でした。意外とフォトスポットで撮影している人が少ないので、ゆっくりと撮影会に興じられるのも嬉しいポイント。

アップで撮っても可愛いし、引きで撮っても絵になるので最高です。やっぱり世界観が作られた場所での撮影は楽しいので、ドール撮影に持っていこいでした。

シャッターの壁であっても可愛い。

イマーシブ・ストーリーズ

「イマーシブ・ストーリーズ」はヘンゼルとグレーテルの物語を体験できるウォークスルー型のアトラクションです。兄妹編と魔女編の2ルートがあり、どちらとも内部の撮影ができます。フラッシュを焚いての撮影ができないので、基本的に画面は暗くなりますが、気持ち兄妹編の方が明るい印象。お菓子をバックに撮るのが可愛い。

アトラクションの内容はいたって普通。兄妹編は特に変わったところもなくオーソドックスなヘンゼルとグレーテルの物語です。魔女編は少しオリジナルストーリーなので兄妹編よりは楽しめるかもしれません。

ちなみに、入口に本棚の背景の壁があり、スタッフさんに「ここ!! ここ絶対似合います!!!!」と強く勧められて撮ったら、ハチャメチャに可愛い写真が撮れました。入り口なので照明も明るく撮れる。なかなか気づき辛いところだったので、スタッフさんが積極的にオススメスポットを紹介してくれるのはありがたすぎました。

ドルチェ・ヴィータ

間食に「ドルチェ・ヴィータ」を利用しました。カクテルみたいなドリンクを2種とチュロスです。見た目からしてかなりの大きさがあったチュロスなので、姉と半分このつもりで購入したのですが、かなりシナモンが効いており1つ食べて私は撃沈しました。シナモン嫌いは要注意です。でも、見た目は可愛いので映えはします。
正直飛び切り美味しいわけではなく、ドリンクの量も少ないため、お値段を考えると少し見合っていない気もしますが、テーマパーク価格と思えば許せるかなぁといったところです。次は他のスウィーツを食べてみようかな。

熱狂!フォルテヴィータ事件簿

イマーシブフォート全体を使ったストーリートエンターテインメントの「フォルテヴィータ事件簿」。2024年4月下旬に導入されたばかりの新規アトラクションで、イマーシブフォート内でゲリラ的に行われています。

登場人物がそれなりに多く、人物同士の関係性なども大切なので、このアトラクションに関しては事前に必ず情報をチェックするのが良いです。なお、ネタバレ防止のためブログでは一部写真のみ掲載に控えさせてもらいます。

私は登場人物の一人から事前に手紙(メール)が届きまして、今回は飲んだくれ夫の後をストーカーしてついて回りました。

でも推しは新興勢力のボス(写真左)です。「えー!? 何この状況!?」と思った方は決起集会に参加しましょう。とーってもボスが可愛く見える。

あと、イベントは基本的にゲリラなので当日スタッフさんやアクターさんに聞きながら回るとよいです。私はボスに18:00から決起集会だよと教えてもらいました。とはいえ、スタッフさんも突然発生するイベント全てを把握しているわけではないので、出会えたらラッキーと思いながら参加するほうが良いかもしれませんね。

決起集会後はおおよそのアトラクションも終了していたので、そのまま退館しました。この日はフォルティベータを優先したこともあり、あまりアトラクション体験は出来ませんでした。しかし、第五人格やジャックザリッパーのアトラクションなどイマーシブフォートのアトラクションはどれも面白いので、是非とも皆さんにも行ってみてほしいです。ドール撮影もめちゃくちゃ捗るよ!

夜ごはん

翌日に姉と秋葉原のドールスポット巡りの予定を入れていたので、秋葉原のホテルをとりました。そのホテルに入っていたレストランで夕食を手早く済ませようとしたところ、ものすごく美味しいお店でした。

久しぶりに1人ではない夕食だったので、あれもこれもとたくさん注文しました。同行者がいると料理をシェアできるのが魅力。この日はドールメインでの撮影ばかりだったので、夜ごはん時はリドルぬいだけ連れてきました。

10日目

午前中は姉と秋葉原ラジオ会館)を探検しました。基本的には秋葉原のドールポイントでブース撮影をさせてもらったのみなのですが、やっぱりドール撮影は楽しかったです。

午後からは友人とホテルステイだったので割愛です。

ドールポイント秋葉原

私たちが訪ねた日はオシャレ部屋ブースと平安ブースの2つだったので、和服は持っていなかったこともありオシャレ部屋ブースを借りました。姉のドールのエディスちゃんも一緒に撮影していて、2人で「可愛い可愛い」連呼してました。

ドール撮影をしていると出てくるのが各オーナーのドールに対してのこだわりです。この写真は、姉の強いこだわりで「エディスちゃんは基本冷たい女なので目線を合わさない。けど傍にはいてくれる」という感じの画になりました。逆にリャフカちゃんは生意気弟を菩薩のように包み込む優しい姉なので、ちゃんとエディスちゃんを見つめてくれてます。こういうオーナーにしかないこだわりを写真にぶつけるのがなかなか楽しい。私たちが利用しているときは他に利用者もいなかったので、あーだこーだと話してたくさん撮影しました。

小道具がかわいい。パンケーキに首ったけなリャフカちゃん。おうちにいる感満載で「ドール部屋が欲しい!!」と強く思った瞬間でした。

この旅行中にいろんなボークスのショップで撮影をさせてもらった結果、ソファーのようなドール家具も欲しいなぁと本格的に思い始めました。普通のソファーでもいいし、カウチのようなソファーでもよいし、とりあえず2人くらい一緒に座れる椅子をお迎えしたいと画策しています。しかし、ドール家具はかなりのお値段がするのでなかなか納得できる家具に出会えていない現状です。オススメのドール家具屋さんとかがあれば知っていきたいですね。

こういうあえて目線をカメラでないところに向けさせるのも良いと思いました。凄く生活してる感が出てて好き……!

でも一番好きなのはこの写真! やっぱりカメラ目線は最高だぜ!

アトレ秋葉原

ドールポイントでの撮影を終えて、ラジオ会館アゾンやDOLKなどの店舗を回った後、アトレ秋葉原にあるカフェで昼ごはんという名のケーキセットを食べました。シャインマスカットのタルト、とてもおいしゅうございました。

なお、ラジオ会館ではドールポイントでケア用品のヘアオイルを買う程度かな…と思っていたのですが、魔がさしてDOLKでブラインドドール買ってました。そして、お迎えしておきながら恐縮な感想なのですが、ブラインド商品は個人的には向いていないなぁという結論に。

もちろん出てきてくれた子は可愛いので飾ってはいるのですが、一番のお目当てというわけでもなかったので、現状も飾るだけにとどまっています。どちらかというとキャラクターグッズのように感じ、カスタムドールたちと比べると愛着がわかなかったのかもしれません(私はキャラクターは物語ありきで好きになるタイプ)。

今後はラインナップの子全員が好みでない限り、ブラインドドールには手を出さないだろうなぁと思いました。5000円程度で稼働フルセットドールが手に入るので夢のようなドールなんですけどねぇ…。

ブラインドドールは欲しいなと思っても、目当ての子が確実に当たるわけでもない上に、中身分かっているものを買おうとするとどうしてもメルカリとかになるので偽物だったり転売だったりを気にしないといけないのが辛いです。

というわけで、きちんと可愛がってあげられているわけでもなくコレクション化しているため、ブログなどでは紹介しないことにしました。ゆえに、何が当たったのかは控えさせてもらいますね(私が当たった子が好き!という方に失礼だと思うので)。

まとめ

10日目の午後以降は、姉と別れて友人と合流したので割愛です。よって、これにてぬいとドールと国内旅行日記は終了となります。ここまでお読みいただきありがとうございました。

実際のところ、私の友人は突然ドール趣味に目覚めた女に対して「へー! かわいい子やね!! あ、その子の衣装とか作ったりしてる? ミシン要らん? 私使ってないから!」と強つよ提案ができる理解者(後日マジで新品ミシンを送り付けてきた最強の友)で、ぬいやドールを連れての旅行を継続することは可能だったのですが、私の趣味に付き合わせる気はなかったので普通に楽しみました。

ぶっちゃけると、私は、ドール趣味は一般的ではないと思っています(長年ドール趣味をしている人には大変申し訳ない意見ですが、あくまでも最近ドールオーナーになった初心者な私個人の意見としてご了承ください)。なので、一般的には理解されづらい特殊な趣味であると捉えて、たとえ友人であっても、むしろ友達だからこそ自分の好きを強要せず自分自身で制御することを心掛けました。

これは、まったく関係のない第3者に対しても同じで、常に特殊なことをしていると念頭に置き、野外撮影においてもマイルールを課すようにしています。もちろん万人に納得してもらえるとは思っていないので、ドールを野外に連れ出す行為そのものを非難されたらそれまでではあるのですが。

私は今後も積極的にぬいやドールを連れてお出かけをするつもりです。そして、ぬいやドールのお出かけ・野外撮影のハードルがどんどん下がればよいと思っているので、積極的にその様子をブログに載せるつもりでもあります。ブログを見て楽しそうだなと思ってもらえれば幸いですし、ドールの野外撮影をやりたいと思っている人の参考になれたら嬉しいです(もちろん実践したときに何か問題が起こってもその責任は負えませんので、自己責任で行動しましょうね!)。

ただ、続けていくと人間は慢心するものなので、なるべく初期の気持ちを忘れないように「ドール趣味は一般的な趣味でない」と思っている初心者な私の気持ちをここに残しておきたいなと思います。初心忘るべからずってやつですね。

さて、長くなってしまいましたが、これで本当にぬいとドールと国内旅行日記を終わりにしたいなと思います。

本当にここまでお読みいただきありがとうございました!