こんにちは、はね子です。
2024年12月1日(日)、アイドール東京が行われました。連日お品書きがX(旧Twitter)に投稿される中、私は物理的な距離に阻まれて参加が叶いませんでした。
それでも、ドールイベントの気分に浸ろうと、大阪・日本橋を中心に展開するドールショップをめぐって参りました。
せっかくなので、2024年12月時点での大阪にあるドールショップの紹介もしていきますので、大阪でのドール活動の参考にしていただければ幸いです。
それでは、興味がありましたらお読みください。
はじめに
今回は日本橋を中心に回ることにしたため、ドール商品を置いている店舗として7か所お邪魔しました。リカちゃんやブライスなどを取り扱う店舗を合わせるともっと増えると思いますが、私の好みの都合上それらのドール中心の店舗はあえて省いています。
基本的には大阪メトロ日本橋駅近くのオタロード沿いに密集していますが、「カカプラネット大阪」のみ少し離れた心斎橋にあります。とはいえ、長堀橋と日本橋は隣接する駅なため歩いて行ける距離なので、1日もあれば余裕ですべての店舗を回ることができました。
私は大阪メトロ堺筋線を利用して日本橋に来ました。オタロード沿いの各店舗は「日本橋駅・5番出口」の利用がおススメです。カカプラネット大阪は「長堀橋駅・7番出口」になります。オタロードに向かう場合、大阪メトロ御堂筋線の「なんば駅」からでもアクセス可能です。
各店舗それぞれに特色があり、取り扱っているドールなども異なるため、ひとえにドールショップと言えども多岐にわたります。だいたいの店舗でフルセットドール(ブラインドドールも含む)を取り扱っているので、大阪でドールお迎えを検討する場合は店舗を梯子して検討するのもアリかも。
なお、店内写真はいずれもお店の許可を得て撮影しています。フォトスポットでの撮影も同様です。
また、本記事ではクドリャフカ(MDD)・イラスベス(MDD)・オルトロス(ねんどろいどどーる)・ライカ(海外製40㎝キャストドール)という私の所有ドールの名前が随所に出てきます。各ドールたちの話だと思ってお読みいただけると幸いです。
ジーストア大阪
ジーストア大阪はキャラクターグッズやコスプレグッズ中心のショップですが、ドール用品を取り揃える「LittleWorld」がテナントとして入っています。
主な商品は、ねんどろいどどーる・Harmonia・プーリップなどのドールから各種サイズの衣装など。ディーラーさんの委託商品も取り扱っています。印象としては、1/6サイズや1/12サイズが多めでした。
ショーケースには可愛いドールが展示されていましたが、恐らくこちらは売り物ではありません。12月なのでクリスマス装飾が施されていて可愛かったです。いろんな種類のドールが見れるので好みのドールを見つけやすいなと思いました。
撮影ブース
ドールショーケースの隣に簡易的な撮影ブースが展開していました。何も欲しい商品がなかったので利用していいのか悩み店員さんに確認したところ、こちらは商品購入無しでも利用して良いとのことでした。
2024年12月時点のフォトブースのテーマは「クリスマス」。特定のドールのみ利用可などの使用ルールが特にないため、ぬいぐるみとの撮影も問題ありません。
この日は駅まで自転車で行った都合上、リュックサックに入れられるドールが1体のみでした。誰を連れていくか悩んだのですが「きっとクリスマス感強いフォトブース多いだろ!!」とディーラー様製衣装を身に纏ったクドリャフカ(リャフカちゃん)をチョイス。リドルぬいは問答無用で出勤なので、彼の衣装も過去にディズニーストアで販売されたnuiMosのクリスマス衣装を着せておきました。
ドンピシャクリスマス仕様な撮影ブースだったので私の勝ちです。やったぜ。
ドールポイント大阪
ボークス大阪店はビルの最上部にドーンと看板が掲げられているので非常に分かりやすかったです。4階にドルフィードリーム(以下、DD)の専門店である「ドールポイント大阪」が入っています。併設してスーパードルフィー(以下、SD)中心の「天使のすみか」もあるため、ボークスのドール商品は一通りそろっています。
本店舗の特徴は、「DDドリームチョイス」が可能なこと。スーパードルフィー(以下、SD)のフルチョイスと同じように、オーダーメイドで細部にこだわったドールを注文できます。
主な商品は、DD及びSD(MDDやMSD、幼SDなどを含む)のドールパーツ、衣装、ウィッグ、メンテナンス道具など。ディーラーさんの委託商品も一部販売しています。品揃えはそこそこかなと印象ですが、私が訪れたときはなんとMDDのボディ(セミホワイト)が売り切れていました。恒常製品であっても品切れを起こしていることもあるため、目的の商品がある場合は事前に店舗に確認することをオススメします。
ワンオフモデルドール(世界に1体だけの特別なドール)の申し込みや即お迎え可能なフルセットドールなどの販売も行っていました。
今回は特に欲しい衣装がなかったので、手軸と天使のヘアブラシだけ購入。2024年夏に開催されたホームタウンドールパーティーでディーラー様製のハンドを購入したときにノーマルハンドの手軸を引っこ抜いた影響で、ノーマルハンドが使えなくなってしまっていたのですが、ようやく手軸を手に入れてきました。
天使のヘアブラシは姉と共用で使っていたのですが、それぞれ利用するタイミングがぶつかりがちだったので、自分用に購入した次第です。
ちなみに、私は愚か者なので天使のヘアブラシを「たかが歯ブラシでしょ~?」と当初は少しバカにしてました。しかし、実際に使ってみるとめちゃくちゃ綺麗に整うのでちゃんとドール用に作られたものはやっぱり違うなと実感。タングルティーザーなど人間用のブラシでもいいものはありますが、初めてで何買えばいいかわからない場合はとりあえず天使のブラシ買っておけばいいかなぁと思います。
撮影ブース
クリスマスブースになってる読みだったのですが、まさかのハロウィンブースでした。墓石や鳥かごに入っているネコ・高級感のあるソファなどゴシック感満載で、リャフカちゃんがモデルだと少し可愛らしさが強いので、このブースではイラスベスと撮影したかったなぁと思いました。まぁでも、可愛いのは間違いないので問題なしです。
ボークスの撮影ブースにはだいたいソファが設置されていることが多いのですが、そろそろ我が家にもドール家具を導入したいなと思う今日この頃。しかし、安くても2万くらいはする上に、今のところ「欲しい!」と思うものもないので購入していません。良いなぁと思っても売り切れていることも多いので、見つけづらいのも難点です。ドール家具専門に販売しているお店ってどこがあるんでしょうね。
2つ目のブースは、「紅葉」がテーマでした。直近の撮影会の様子を綴ったブログ記事でこちらのブースは認知していたのでディーラー様製の袴を持っていきました。ドールポイント大阪にはお着替え台が用意されており、ドール衣装を着替えさせることも可能です(ただ、和服は着付けが大変なので事前に着せておくほうがいいかもしれないと思いました。マジで大変だった……)。
ドールポイント大阪の撮影ブースを使わせてもらうには、いくつか注意点があります。
他にもいろいろありますが、私のような初心者でカメラに無頓着なタイプであれば、上記の注意点だけ知っていれば問題はないかなと思います。
また、利用時間などは当日の混雑具合によって変わります。私は日曜といえども午前中だったお陰か人がそれほど多くなく、30分×2ブース分で合計1時間借りれました。当日の状況に合わせて臨機応変に対応するようにしましょう。
ドールポイント大阪では、メンテナンス道具も借りられるため、非常にきれいな写真が撮れます。ボークス製ドールを連れているなら絶対に行くべき価値があるお店なので、是非とも気になった方は行ってみてくださいね!
DOLK大阪
水上ビルという建物の3階に入っている「DOLK大阪」。雑居ビル感満載の外観に初めて来た日には「え? ここ、本当にドールのお店があるんか……?」と疑ったものですが、既に何度かお邪魔したことがあったので当たり前のように入っていくようになりました(なんならドールのお店は趣があるビルの一角にありがちである)。ちなみに、このビルにはエレベーターがないので3階までは階段を使う必要があります。
3階に来るとドールショップらしい入口が。DOLKでは店内写真撮影がなんと許可を得なくとも可能であることを示す表記が入口に貼ってありました。コミュ障にとってはとても嬉しい対応である。
主な商品は、海外製のドール販売や衣装・ウィッグなど。他店舗のように素体のまま展示されているものはありませんでしたが、ショーケースのドールたちはアウトフィット無しで購入も可能らしく素体のお値段が載ってるものもありました。
DOLK大阪の特徴はやはり海外ドールをフルセットでお迎えできること。ドールバッグやスタンドなどのドール道具も豊富なので、お迎えしたその日に店員さんに色々と必要なものを聞いて揃えられるのも利点だなぁと思いました。
ただし、撮影ブースは1万円以上購入しなければ利用できませんでした。クリスマス仕様になっていたので是非とも利用したかったのですが、欲しい衣装が特になかったので断念。
ライカの下着だけ買って帰りました。男物のパンツだけ買って帰るという奇行ができるのはドール沼にハマった人の特権なり。普段はドレスでポンっと1万とか出すせいで安く見えるんですが、よくよく考えると下着1枚800円なので普通に高い。ドール用品ってたっけぇなぁ…たっけぇよ……。
AZONE Labelshop OSAKA
コトブキヤビル4階にテナントとして入っている「AZONE Labelshop OSAKA」。店内はそれほど広くありませんので、大きめの荷物を持っているとかなり動きが制限されてしまいます。
主な商品は、ピュアニーモやえっくすきゅーとなどのAZONEオリジナルのドールやその衣装。他にもリーメントのミニチュアやねんどろいどどーる・オビツドールなどのパーツが売られています。ジーストア大阪のLittleWorldと同じような品揃えでした。
特徴はやはりAZONE限定のドールの豊富さ。1/6サイズが多いですが。1/4や1/3などのサイズドールでも即納ドールとしてその場でお迎えできる子がたくさんいます。ドールからアニメ化もした『アサルトリリィ』のDVDやグッズも複数購入できるのは魅力的だなと感じました。いずれは私もアサルトリリィを履修したい(なお、私は『ローゼンメイデン』さえも未履修な女なのでドール趣味に浸ってるものとしては割と異端な気がしている)。
実は今回、AZONEには明確に目的をもってやってきました。
はい、こちら。「1/6アイリスコレクトプチ Leo(レオ)~Rise to the Star~」に一目ぼれしたからです。もちろん銀髪性癖持ちな私なのでTwilight Navy ver.が良いなと思いました。Francfrancのリカちゃんとのコラボドール部屋を見て、1/6サイズに興味を持っていたものの好みの子を見つけられていなかったのですが、銀髪ドールを発見してそりゃもう欲しいとなりました。わがままを言えば閉口していてほしかったし、1/6は(たぶん)リカちゃんのお洋服も着せられるので女の子ドールが欲しかったのですが、この可愛さなら男の子ドールでもいいやとなりました(たぶん男の娘にされる……)。
残り20日程度で発売なのでサンプルくらいはあるかなと思って店舗を訪れたのですが、残念ながらレオはいませんでした。代わりに同シリーズの「Hal(ハル)」が展示されており、この子のクオリティの高さに脱帽。「これで2万……??」となったので、レオを予約することを決意。
しかし、予約で気になるのは「お顔選別問題」。店舗に売っていたハルを見ているとあまり変化がないように見えて、やはり多少個体差があったので「お顔は選びたいな…」と個人的には思いました。そこで、店員さんに確認してみたところ、店舗予約の場合は引き取り時に確保している3つ(+店舗在庫)から選べるとのこと。もう一度大阪に足を運ぶ必要ができてしまいましたが、お顔を選べる方が嬉しいので店舗予約をしました。WEB予約ももしかしたらお顔選別できるのかもしれませんが、店舗の場合は確実に3つからは選べるので、お顔にこだわるのであれば店舗予約が良いかなと思います。
なお、お申込金として1個あたり2000円の内金を支払う必要があります。現金のみになるので、店舗予約をする場合は必ず現金を持参しましょう。
撮影ブースはありませんでした。
Izu Liqueu
村上ビル5階に入っている「Izu Liqueu(イズリキュール)」。こちらも雑居ビルの一角にお店を構えていました。DOLKのおかげでこういう場所にお店があっても不思議と思わなくなりましたが、初めて入ろうとする時はなかなか勇気がいります。
村上ビルの嬉しいポイントはちゃんとエレベーターがあったことです。5階なので「階段だったら辛いなぁ」と思ってましたが、文明の利器で意気揚々とお店へ。
店舗入り口はお店のポスターが掲示されているくらいでかなりシンプル。中が見えるように扉を開放してくれているので、「ちゃんとしたドールショップだぁ~」と安心しました。
主な商品は、ドール衣装と小物です。普段使いしやすそうな衣装中心で、シンプルながらに可愛いものが多かったです。しかも結構お値段お安めなものも多くて買うかどうかをかなり悩みました。
ただ、今回はここでも1つ欲しいものがあったので、今回はお洋服を断念。事前に調べていて購入を検討していたのはこちらの「ヘッドカバー」です。
めっちゃくちゃ可愛い上に実用的って最高じゃね? サイズ感が分からなくて店員さんに質問させていただいたら、実際にモデルのドールちゃんのヘッドを使ってかなり詳しく教えてくださりました。私はMDDに付けるつもりだったので8㎝級のMサイズを購入。店舗にあった商品によって個体差があり、同じMサイズのものでも見た目で大きさが違うものもあったため、可能であれば店舗購入がオススメかも。
本当はウィッグを付けずにカバーを付けた方がいいらしいのですが、ウィッグを付けたままでも問題はないみたいです。ドーム部分がかなり頑丈なのでかなり安心感があります。即決で購入しました。
これはもうモコモコきゃわな服を買えと言う啓示。クマちゃんパーカーっぽいのが欲しい。
Dolly Lab.
営業時間 12:00 〜 14:00、15:00 〜 20:00(2号店は15:00~20:00)
定休日 火・水・木
アクセス 地下鉄御堂筋線 なんば駅/ 地下鉄堺筋線 日本橋駅
公式サイト MR.S Lab.
日本橋にあるドールショップ最後の1つが「Dolly Lab.」。地図アプリを頼りに探していたのですが、最初は可憐にスルーをキメて結構見つけるのに苦労しました。2024年12月時点では「デジタルPCコンフル」というお店が目印です。先ほど取り上げたAZONEのコトブキヤビルのほぼ正面にあります。
雑居ビルというよりもはや雑居アパートという感じで、かなり古めかしい外観。一応エレベーターがあるのでビル3階には階段を利用せずに行くことが可能です。
一応、1号店2号店の2店舗あり、2号店は開店時間が15時と遅めなので注意が必要。
主な商品は、1/12サイズのパーツや衣装。ブラインドドールなどの予約も受け付けていました。2号店は委託商品が中心。オルトロスの衣装を何か買おうかなと思ったのですが、好みのものがなく購入はしませんでした。かなり狭い店舗なのでなるべく軽装備で来る方が良いです。
撮影ブースがあり、かなり気合の入った可愛らしいブースがありました。しかし、店員さんは他のお客さんの対応をしている最中だったこと、店舗で購入したいものがなかったことから撮影は諦めてます。いずれリベンジしたい。
カカプラネット大阪
最後は心斎橋エリアに所属する「カカプラネット大阪」。BoothやX(旧Twitter)で名前だけはよく拝見していたので、大阪に実店舗があると知って「絶対に行きたい!」と思っていたお店です。
1階は階段へと続くスペースのみで、店舗として稼働しているのは2階と3階の2フロアです。
主な商品は、海外ドールやディーラー製衣装。3階のフロアがほぼ丸々衣装とウィッグで埋め尽くされているので、かなりの品数を誇っていると思います。ブランドドールも取り扱っていたのですが、カカプラネットならではの特徴で中身を暴いた状態で売られています。目的の子をお迎えできるのは個人的にはめちゃくちゃ良い販売方法だなと感じました。
こちらでは、姉から頼まれていた衣装とドールバッグを購入しました。私も何か買いたいなとは思っていたのですが、熱烈に欲しいと思うものがなかったので今回は保留に。
なお、姉から頼まれていた商品を探しても店頭に置かれておらず、「これは売り切れかな?」と思いつつも店員さんに確認してみたところ「ありますよ!」と即答してくれました。曰く店頭になくても在庫としてバックヤードにあったりするので1度聞いてみて欲しいとのこと。店員さんのおかげで無事にお使いも済ませられたので良かったです。
また、ショーケースに可愛らしい即納ドールがいるのはよくある光景ですが、他の店舗ではなかなか見かけられなかった商品としてトルソー類が結構置いてありました。ヘッドディーラーなどになれる気はしていないので、きっと縁はないのですが「イベントとかで見かける奴……!」とちょっと面白く感じました。
ドール向けのメンテナンス道具もかなり取り扱っていたので、大阪のドールショップとして是非とも1度は足を運ぶべき。
まとめ
以上、大阪日本橋を中心に、ドール用品を取り扱うショップを梯子した日の様子でした。予算がそれほど多かったわけでもなく、何も買わずに後にした店舗も複数ありましたが、どの店舗も特徴があって面白かったなぁと思います。
私はやはり外に連れ出す頻度が高いのがMDDなので、ついつい1/4ドールの製品を見てしまうのですが、世の中にはドールといっても色んな種類があるんだなと実感しました。何気に1/6ドールも手に入れられたので、いろんなドールを比較検討するのも面白そうだなと、なぜか研究者目線でドールと向き合いたくなってしまいました。
また、今回の日記は少し他の人の役に立てるような記事を目指そうと私なりの視点で各店舗をまとめてみました。今回、私自身「ドールのお店を巡ろう!」と思い立ってインターネットで「ドール・店舗・大阪」と調べても、まとめてくれているサイトがなくて一つずつ調べるのは苦労しました。流石に各店舗の住所や電話番号を勝手に載せるのはよくないかなと思い省いていますが、店舗名や営業時間がまとめて確認できるだけでも割と役立つとは思っています。
是非とも大阪日本橋に来た際のドール活動の参考にしてもらえれば嬉しいです。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。