はねこ日記

新米ドールオーナーの推し事ライフ

【ドールお迎えレポ⑤】小さいドールだからこそミニチュアとの親和性が神すぎる件

こんにちは、はね子です。

前回に引き続き、ドールお迎えレポート第2弾の続きになります。前回はYahoo!オークション(以下、ヤフオク!)でお迎えをしたMDDを紹介しましたが、今回はメルカリでお迎えしてもらったねんどろいどどーるを紹介したいなと思います。

なお、今回のねんどろいどどーるは姉から贈られた子であるため、具体的な取引の様子などは記していません。ご了承ください。お迎えしたねんどろいどどーるがメルカリで取引されていた子であることは周知していたので、贈ってもらえた所以などを語っていきます。

自分で取引したわけでないため、具体性に欠けていますが、興味がある方はお読みいただけると幸いです。

また、前回のMDDお迎え話(ヤフオク!編)はこちらをお読みください。軽い自己紹介などは前回の記事に載せていますが、読まなくても今回の内容には特に影響ありません。

 

 

うちの子紹介

2024年10月時点でドールオーナー歴は5ヶ月の私のもとにいるドールはボークス製MDDの2人。

初めてお迎えしたこの子の名前は「クドリャフカ」。愛称はリャフカちゃん。5か月間で旅行に行ったり、イベントに参加したりとたくさんのドール活動(以下、ドル活)をさせてもらっています。

前回紹介したこの子の名前は「イラスべス」。愛称はイラスちゃん。時期的には今回のねんどろいどどーると同じ時期にヘッド状態でお迎えしたのですが、ねんどろいどどーるっ子はヘッドパーツや衣装の関係上、すぐに完成させることができずに、イラスちゃんの方が先にX(旧Twitter)でお披露目されることとなりました。

また、リャフカちゃんお迎え以前に購入したCharmDollのLaika(以下、ライカ)というドールをお迎え待ちをしています(絶賛遅延中で半年以上待っています)。

以降、ドールたちの名前がポンポン出てきますが、この子たちの話をしていると認識ください。

ねんどろいどどーるお迎え話

それでは、ねんどろいどどーるをどのような経緯でお迎えに至ったのかを述べていきます。

ことの発端

6月に初めてお迎えしたリャフカちゃんを連れて旅行に出かけたおりに、気軽に持ち運べるねんどろいどどーるに興味を持ち始めました。というのも、ドールは盗難の被害が発生しやすく、荷物を置いて席を離れる…といったことができないため、1人旅行をしているとMDDを取り出す機会が意外と難しかったという経験をしたからです。ねんどろいどどーるは10㎝程度の小さなドールなので、出し入れがしやすく目立ちづらいというのも魅力に感じました。

そこで、旅行を終えた私はねんどろいどどーるの購入を検討し始めます。ドールイベントはもちろん、ヤフオク!などオークションサイトでも見て回っていたのですが、意外とメルカリにねんどろいどどーるは出品されていることが多いことに気づきました。

そもそもねんどろいどどーるとは、グッドスマイルカンパニーからねんどろいどという名称で発売されていたフィギュアがドール化したものです。そのため、世間に出回っているねんどろいどどーるの多くは、版権キャラクターの頭部+ドール用ボディというカスタムドールです(オビツ11という別企業のドールボディを改造して組み合わせる人もいる)。中には様々なキャラクターの部品を組み合わせてカスタムする人もいるので、不要パーツをメルカリに出品する人が多いからこそメルカリでの取引がそこそこ多いのかもしれません。

私はねんどろいどどーるであっても版権キャラよりはオリジナルドールが良かったので、メルカリでメイク済みフェイスパーツを販売している人を探すことにしました。ちなみに、ねんどろいどどーるは商標登録されている固有名詞のため、個人がメイクしたカスタムフェイスパーツはメルカリなどの出品タイトルに名称を使うことが出来ません。検索するには「カスタムフェイス」や「フェイスパーツ」が適しており、概要欄で「ねんどろいどどーるに使用できる」などの文言がついていれば組み合わせることができます。

姉にLINEを送りつける

メルカリでフェイスパーツを探していたある日。「この顔めちゃくちゃいいな!!」と思うパーツが現れました。

それは青を基調としたメイクで、ねんどろいどどーるには少し珍しいアンニュイな表情をしたフェイスパーツでした。見本は男の子を想定していましたが、女の子でもいけそうな中性感がまた最高でした。性別不詳っていいよね!

実は私、個人的に好きな色は緑や青いった寒色系。特にターコイズブルーのような緑がかった青やライムグリーンのような明るい緑が好きです。

今までの投稿などを見てると「嘘つけ、お前の推しカラーは赤だろ」と思われるかもしれませんが、 ツイステッドワンダーランドに狂ってしまったばかりに赤色の物をよく買うようになったのです。それまでは赤色の商品はほとんど買うことがありませんでした。ハーツラビュルの影響力がヤバイ(もちろん、赤が嫌いというわけではない)。

とはいえ、何気に先に購入したライカと初お迎えのリャフカちゃんは青や緑系統の瞳を有しているので、根本的に好きなカラーは寒色系ってことが既に透けてるんです(よくよく考えれば銀髪ドールが刺さりまくるのは寒色に合うからなのではと思う今日この頃。ライカとともに悩んだリングドールの子も青かったしな! あれ、むしろイラスちゃんが別格なんじゃねぇか??)。

基本的にドール情報をすぐに姉へ共有したがりな私は即座にメルカリのページを送りつける。

「この子良くない?? 買いよな??」

相談の体で送り付けるも割と買うことを想定した文面で、姉は大体「買いだな」と送り返してきます。

しかし、カスタムねんどろいどどーるの場合、一つ大きな問題がりました。それは、ヘッドパーツの別売りが存在しないことです。いや、ウィッグを取り付けることができるマルハゲヘッドは売っています。なので、他のドールと同じようにインチ数の正しいウィッグを用意すれば問題なく対処できます。

けれども、私はできればフィギュアパーツでカスタムしたかったのです。理由は、その方がねんどろいどっぽさを感じられると思ったから。

フェイスだけ購入してもヘッドパーツがなければ意味がない。そこで、ヘッドパーツのみで販売しているサイトや中古ねんどろいどを販売しているらしんばん駿河屋などを見て探したりしました。ただ、ぴんと来るヘッドパーツがなく「ねんどろいどどーるをカスタムするのは難しいかも……」と思ってしまったのです。

うだうだしている私の背中を押すのはやはり姉。「早めの誕生日プレゼントや。私が買う。可愛がれ」と提案。即座に飛びつきました。ここまで言ってくれるのならカスタムでも何でもやってやるぜ!

その後、姉が代理購入者としてディーラー様とやり取りをし、姉ではなく私の名義でSNSなどに掲載される旨なども伝えてもらいながら、当該のかすたむフェイスをお迎えしたのでした。

やはりヘッドパーツ探しに苦戦した

実は、姉からカスタムフェイスを贈られたのは、イラスちゃんをお迎えする1カ月も前でした。それなのに、イラスちゃんよりもお迎え報告が遅れたのは、各種パーツの調達に時間がかかってしまったが故です。

ボディーやハンドパーツなどはユザワヤでも販売しているため購入できたのですが(とはいっても近所のユザワヤにはフェイスのカラーと同じcream色がなく数店舗まわりました)、やはりヘッドパーツの入手が困難を極めました。

私がねんどろいどを大量に所持していて、パーツが余っていたのならこのような悩みもなかったのかもしれません。しかし、我が家にいたねんどろいどはツイステッドワンダーランドのハーツラビュル寮の5名だけでした。

なお、私がねんどろいどと邂逅するきっかけはツイステッドワンダーランドです。ドールに目覚めるきっかけもそうなので、ツイステから受ける影響が多大過ぎる件。

ハーツラビュル寮5名のねんどろいどは、ねんどろいどどーるのかすたむフェイスに取り付けることができる品番で、ヘッドパーツを流用することが可能です。とはいえ、誰かのヘッドパーツをかすたむフェイスの子に与えるつもりはありません。てか、ツイステキャラをハゲにさせるなんぞ絶対に許せん(私は過激すぎるツイステファン。ツイステに関してだけは地雷が多すぎる女)。

一応、姉から贈られたフェイスの子が、どのような髪型でどういう色系統が似合うかを確かめるために、一時的に5人のヘッドパーツを付けて実験をしました。

実験の結果、案の定デュース(写真左から2番目の青い少年)の髪が一番似合っていて、次点で似合いそうだと思っていたトレイ(写真右端の緑の少年)の髪型は前髪が短いためか似合っていなかったです。他三人は軒並み似合わず。暖色は……ダメなんだも……。

あと、なにげに辛かったのがヘッド分解された推したちの残骸を見ること。見知った版権キャラクターパーツを使うと、キャラクターの髪の毛をむしり取る気分になって「うわぁ……ごめんよぉ……」と申し訳ない気持ちになる。実験後は直ぐ元に戻しました。

この実験を経て、①寒色前髪長めのヘッドパーツ、②全く知らないキャラクターから拝借する、という条件を課すことになったのでした。理想のヘッドパーツを手に入れるために自ら首を絞めていくスタイル。きちぃ……。

公式のグッドスマイルカンパニーがヘッドパーツをおとなしく売ってくれれば万事解決なのに……と何度思ったことか。絶対需要あるよ。頼むから売ってくださいよ、グッスマさんよぉ!

まぁ、そんな風に嘆いても仕方ないので、引き続き休みの日はらしんばん駿河屋などの中古ショップ探訪で、平日はメルカリやねんどろいどのパーツを取り扱うオンラインショップなどを巡回していました。

「新品を買えばいいじゃん?」と思ったかもしれませんが、ねんどろいどは基本受注生産なので新品は在庫が余ってる分しかない……。条件に当てはまる新品商品が残っているわけでもないし、何より知らないキャラクターフィギュアを正規価格(6000~7000円ほど)で欲しいとはならないのです。むしり取るヘッドパーツ以外は不用品になるからね(メルカリとか見てると髪パーツだけむしられたねんどろいどが結構出品されているのはこのせいでしょう。そして売れてない)。

このヘッドパーツ探しは泥沼へと突入し、約3週間程度は理想のパーツを見つけられずにいました。

しかし、ドールの出会いと同じで突然ヘッドパーツも見つかる。

具体的な名称は避けますが、とあるキャラクターのねんどろいどAmazonグッドスマイルカンパニーストアで期間限定在庫セールとして価格を下げて販売されていたのです。お値段は送料込みで2,500円。あまりにも安すぎて一瞬偽物を疑いましたが、ちゃんと出荷元もAmazon。今はグッドスマイルカンパニーAmazonは提携を切ってしまったので、公式サイトなどでは提携ストアになっていませんが偽物でないことは確実でした。

流れる速さでカートに追加し、速達指定をして翌日にはそのヘッドパーツを入手することに成功したのでした。でも、絶対青髪を買うと思ってたのに何故か銀髪なんだよなぁ(突如現れる性癖)。

なお、購入したねんどろいどは、作品を全く知らないキャラクターで、何の罪悪感も抱かずに粛々とヘッドパーツだけ奪いました。当該キャラクターのファンの方、非常に申し訳ございません。

盲点だった衣装探し

ヘッドパーツも無事に手に入れて、もうあとはお披露目だ!と息巻いていたのですが、お迎え報告はこの後もしばらくできずにくすぶりました。

なんとヘッドパーツ探しに必死になりすぎていて、見落としていた事実があったのです。それは、ねんどろいどどーる用の衣装があまり普及していないということ。公式が販売している衣装は、特定のお店でしか売っていない上に、売っていても直ぐに売れてしまうので在庫が非常に少ないのです。さらにそこからドールに似合う服を…と求めると厳選する必要があるので、なかなか手に入らないというわけですね。

せっかく、ヘッドパーツが見つかったのに畜生め!! こんなことならちゃんと服も一緒に探してりゃよかった!!!!!

こんな後悔をしつつ過ごしていた矢先に、イラスちゃんお迎えというぶっ飛んだことをやり遂げる。いや、ほんとにこの無計画ぶりは実におそろしい。

また、この当時はちょうどアイドール大阪の情報がちょこちょこ出始めていた時期でもありました。以前に名古屋で行われたアイドールに行った折、非常に多くのねんどろいどどーる用の衣装が販売されていたことを思い出したのです。

「よし、もうフェイスをお迎えしてから1カ月以上も経過したのだから満足いく形態になるまでお迎え報告も控えよう」

ねんどろいどどーる用の衣装はアイドール大阪で購入させてもらうことを心に決めたのでした。とはいえ、裸のまま置いておくのも嫌だったのでSeriaのドール用衣装をしばらく着せてました。100均ってスゲェや。

お披露目

フェイスお迎えから四苦八苦してお披露目までになんと3カ月も時間を有したこちらが姉から贈ってもらえたねんどろいどどーる、姉に命名してもらった「オルトロス」くんです。愛称はロスくん。衣装もディーラー様製の豪華なものを着せている。最高ですね!!

やっぱり女の子に見えなくもないですが、私の設定上はしっかりと男の子。かわいい男の子という印象。我が家の子たちは揃いも揃ってお口が「ㇺッ」とした子が多いので一見表情がない感じに見えますが、ちゃんと眺めているとそれぞれ表情が見えてくるから可愛くて仕方ない。

大好きなディズニーのミニチュアとの親和性がこれでもかというくらいに高いので、おうちにあるハロウィンディズニーミニチュアと一緒に撮影してみました。アシェット社のディズニードールハウスはいまだ屋根に苦戦していて完成してないんですけど(材料はそろってるので作ろうと思えば完成できる状況)、増刊号の季節ワゴンの小物だけでこの破壊力。

決めた、ドールハウスを完成させてロス君に住んでいてもらおうね。ちょっと気持ち大きいですが、個人的には許容範囲内。てか、ドールハウスねんどろいどどーるの融和性ヤバくないですか??

私は足すらっとした子がいいなと思って、別途販売されている身長盛りパーツに手足を代えたのですが、ワンチャン通常のパーツのままならアシェットのディズニードールハウスに飾っておけそうでした(ところで、この身長伸ばすための別パーツめちゃくちゃ抜けるんですが、そういうものなのでしょうか……?)

いやぁ、ほんとあの時に贈ってくれた姉に感謝です。ロス君なら常に持ち運べるので「置いていけないから持ってけない!」ということもなさそうなのでいろいろなタイミングで連れだせそうですね。今からもう楽しみです。

まとめ

以上、ねんどろいどどーるお迎え話でした。

今までのレポを読んでいてくれている方は、私が当初は実店舗を通してドールをお迎えしようと考えていたことを知ってくれていると思います。それは、初心者だったからこそドールの様々な問題に疎く、安心を買うつもりで実店舗を利用することにこだわっていたからでした。

しかし、蓋を開けたらなんとイベント・ヤフオク!・メルカリという三者三様のお迎えでドールたちを我が家に招き入れることになりました。この経験のおかげで、ドールお迎えで気をつけることは情報収集であって、しっかりと情報を得ていればどんな方法のお迎えであっても安心して取引をすることはできるということを学びました。

もちろん、あの手この手で騙そうとする人・業者も多いのでどうしても不安が残るなら実店舗が1番ですが、初心者だから絶対に実店舗でお迎えしなければいけないというようなことは決してありません。ドールを検討している私のような悩みを持つ初心者さんは実店舗だけでなくイベントやオークション、フリマアプリなどでも探してみても良いのではないかなぁと思います。意外なところに運命の出会いが転がっているかもしれませんよ。

それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。