はねこ日記

趣味の話してます。ディズニーや創作活動の話題中心。

【日記】おそらく15年ぶりの『ディズニー・オン・アイス』に行ってきた【ネタバレ注意】

こんにちは、はね子です。

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8月6日から8月14日に大阪城ホールで開催していた「ディズニー・オン・アイスJAPANTOUR35ANNIVERSARY」を見に行きました。

姉もものすごく見たがっていたのですがお盆中に休みがない社畜のため、今回は母と2人で参戦です。

恐らく小学生の低学年くらいまでは毎年見に行っていたらしいのですが、大人になるにつれて見に行かなくなったとのこと。こうしてディズニーオンアイスを見に来ることは非常に懐かしく、恐らく15年ぶりくらいだと母が話してくれました。

私はというと幼いころは着ぐるみがめちゃくちゃ苦手(実際のところ今もそんなに得意でないので、グリーティングの接触は復活しなくていいかなと思ってるレベル)なので、暗い・大音量・着ぐるみの3拍子揃っていたディズニーオンアイスは泣き叫んでいたという記憶しかありません。母曰く一応小学生くらいのときには流石に泣いてなかったみたいなのですが、記憶から抹消されていて覚えてません(なお着ぐるみにはやっぱり怯えていたらしい)。半分トラウマに近い記憶のおかげで今回も直前まで見に行くべきか悩んでいたのですが、最近はディズニーの着ぐるみなら大丈夫というディズニーマジックにまんまとかかっているため、意を決していくことにしました。幸いにも優待もあったことだからね!

それでは、この先、ディズニーオンアイス大阪公演の感想になります。ネタバレがございますので、苦手な方はご注意ください。

もしよろしければお読みいただければ嬉しいです。

はじまるまで

会場に到着

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午前中の公演だったため朝からガンガン照りつける太陽の中、大阪城ホールに到着すると既にたくさんのゲストが来ていました。

ホールの前にはテントやパラソルなどで簡易的に設置された売店やフォトスポットがありました。

辺りを見回すと可愛らしいプリンセスやヒーローが! ディズニー・オン・アイスはどちらかというと子供向けエンターテイメントであるため非常に家族連れが多く、子供ちゃんたちはこぞっておめかしをしていました。ディズニーオタクであり、わりかし子供好きなのでホッコリしました。決してロリコンではありません。

JCBカウンターでカード申込

暑かったので外での売店利用やフォトスポットでの撮影は早急に諦めて、ホールの中に入ると「ディズニー★JCBカード」(以下、JCBカード)の受付カウンターがありました。

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はい。ということで、申し込みしました。写真は申込者が貰えるバッグチャーム5種です。

ずっとJCBカードを作るか悩んでたんですが、普段使ってるカードの方が年会費無料のゴールドカードなので上限額も多く、なおかつポイント率も良かったんですよね。なので、年会費がかかりポイント還元率も悪いJCBカードで買い物をするメリットがなく、カードを作る気持ちになれていなかったのです。特典もお得かと言われると微妙なものも多いですしね。

それでは何故作ったのかと問われると、1番の理由は「ステータス」のため。とにかくディズニーの冠を持つカードが欲しかった。ディズニーオタクらしくて良い。ただそれだけですね。母からは「末期やな」と言われました。褒め言葉として受け取ろう。

なお、JCBカードカウンターの担当さんが私を一目見て「是非どうぞ!」と案内してくれたのが今でも忘れられないです。そんなに契約する気満々に見えたのか(いや、その通りだったのだけどさ)。

ショップでグッズ購入

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会場内のショップで限定グッズの購入を済ませました。色々売っていたのですが、子供向け商品がやっぱり多い印象。

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私は『リメンバーミー』強火推しなので、ギターとTシャツのみ購入しました。パンフレット買うか悩んだけど、めちゃくちゃ薄くて高かったです。ただでさえギターフィギュアが高かったので諦めました。このギター、2,400円もするんだぜ…??

開幕間近

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グッズ購入も済ませて、ようやく指定の席へ。今回はスタンド席。アリーナも良いなぁとは思ったのですが、優待券なので座席は選べずS席であってもスタンドになってました。正面席ではなかったですが、わりと見応えのある席でかなり見やすかったです。

その上、後ろから2番目の列でしたが、すぐ後ろの席を利用している人がいなかったので少しカメラを上に掲げても問題ない位置取り。ショーの撮影が可能になっているのでとてもありがたかったです。

相棒のリドルくんも一緒に観劇。今回は夏のお休み仕様でアロハシャツ着てます。

ディズニー・オン・アイス

オープニング

メインパーソナリティーのユーマさんとマリコさん。名前は少し聞き取りづらかったので正しいかは不明です(間違ってたらごめんなさい)。

ショーが始まる5分前くらいにトークで場を沸かせるプロの実力を垣間見た気持ちになりました。流石に遠くて詳細はわからなかったのですが、アリエルの格好をした子にプリンセスのお辞儀を披露したり、お辞儀を返してもらえて悶絶したりとほんわかするやり取りを繰り広げておりました。早く会場について待っているとこんなサプライズがあるんですね。

2人が話しているさなか、会場端の舞台では何やら海賊がゴソゴソ動いていたりと始まる前から楽しませる工夫は流石はディズニークオリティーでした。

恐らくストリートダンスがテーマのオープニング。少しパンクな衣装を身にまとったミッキーフレンズたちの登場に興奮が冷めやりません。個人的にフレンズの中で一番好きなのはチップとデールなので2匹がいないことは残念ですが、やはりミッキーとその仲間たちならこの4名が登場するのは納得です。ランドのマジカルミュージックワールド然り、このミッキー・ミニー・ドナルド・グーフィーの4名が安定なんですよね。アイス上とは思えないキレッキレのダンスを披露してくれる芸達者なミッキーたち。流石プロは違いますわ。

今回のお話は、海賊に捉えられたティンカーベルを救うためにミッキーたちがディズニーストーリーの世界を冒険するという内容。海賊が登場してあわあわしてるフレンズはかわいいし、立ち向かうミッキーは流石イケメンでした。ミニーも惚れるね。

ティンカーベルが捕まるのは割とよくあることですが、彼女を救い出すための「マジックメーター」の設定がよくわからなかったです。とりあえず、マジックメーターという魔法を貯める装置(?)が満タンになればティンカーベルを閉じ込めるランタンから脱出させることが可能になります。首尾よくティンカーベルを捕まえた有能海賊は、案の定ここぞという場所で間抜けを発揮するポンコツ海賊であったため、ティンカーベル救出のヒントを残していきました。彼らがおいていったのは宝物の在処が書かれた地図。地図を頼りにマジックメーターの魔法を貯めるアイテムを探しにミッキーたちは出かけていくのでした。

なお、私が見た公演はことごとくミッキーとミニーがいちゃついてくれたんですが、これが通常運転なのでしょうか? ほかのみんなが一目散にはけていく中、くるくる2人の世界作って退場していくミキミニが可愛すぎてなりません。

美女と野獣

地図に示された薔薇を手掛かりに『美女と野獣』の物語を訪れるミッキーたち。『Beauty and the Beast』の音楽に合わせて町娘姿のベルが登場し、その後ルミエールやコグスワースと共に『Be Our Guest』のメロディーで晩餐会が始まります。やはり原作のアニメーションでも人気のワンシーンのため、アイスリンクになろうと素晴らしい。隊列のようにほとんど乱れずアイスリンクを滑っていくのはまさに圧巻でした。

とはいえ、正直野獣がいないのは少し残念。ランドのパレードなどでもそうですが野獣を出すのはやはり色んな面で厳しいのでしょうか。でも、劇団四季とかの野獣はクオリティー高いまま再現できてるんだから出してほしい……!!

トイストーリー

おもちゃの木箱からとびだしたのはウッディをはじめとするアンディーの仲間たち。アンディーが返ってくるまでにおもちゃを全部片づけなくてはいけないのに、棚の上に置かれたピクサーボールを片付けるのに四苦八苦。おもちゃたちのわちゃわちゃ感が非常に可愛らしいストーリーでした。

また、グリーンアーミーたちのパフォーマンスが最高で、特に滑り台を滑っていくシーンは実際に見るべき価値のあるプロの業! 個人的にはボー・ピープがかつての格好で登場してくれているのもうれしかったです。4の衣装も嫌いではないけど、ワンピースの方が好きなんですよね。あ、でもレックスとハムは正直怖かったです。でかすぎる……。

モアナと伝説の海

波の手掛かりからモアナと邂逅。手製の船が本当に原作準拠の素晴らしいできて、スケートリンクがこの時ばかりは海に見えるという不思議。プロジェクションマッピングの威力をいかんなく発揮して、氷に波を表現する手法はこれまでのディズニーオンアイスにはなかった目新しさ。私は幼いころの観劇の記憶があまりないため純粋にすごいと思っただけでしたが、母はこのプロジェクションマッピングを利用した仕掛けを絶賛していました。やっぱりすごく進化しているみたいですね。

モアナは本当に『どこまでも ~How Far I’ll Go~』が好きでして、この曲を聞いただけでテンションが上がります。

リメンバー・ミー

グーフィーの独壇場でスタートするリメンバー・ミー。最高かよ。

そして驚きしかなかったのがこの棒の上で自らを振り回すパフォーマンス。下で軽やかにステップを踏むミゲルに手を振る余裕を持ちながらガンガン降りまわっているので、見てるこっちが「あれは大丈夫なんか……!?」とひやひやします。もちろんさすがはプロなので大丈夫なわけです。すごすぎた。

個人的にはなかなかダンサーたちのフェイスマスクは怖かったので直視しないスタンド席で改めてよかったと感じてしまいました。いや、やっぱり死者の国がテーマなのでかなり照明を落とされた中で一部発行して光りまくる演出だったんですよ。そうすると骨が光っていて結構着ぐるみ苦手勢にとっては不気味だったんです。マジで。

曲が『ウンポコ・ロコ』と『音楽はいつまでも』だったので、「『リメンバー・ミー』はないのか!?」となったんですけど、よくよく考えればミゲルが一番気持ちよく歌うのは今回選ばれていた2曲なので納得。『リメンバー・ミー』はミゲルというよりヘクターの曲だかんね。

アラジン

『フレンド・ライク・ミー』からはじまったアラジンの世界。とにかく派手で驚きの連発です。今回の公演は空中でのパフォーマンスが多いらしく、リメンバーミーの時同様にくるくる回る。そりゃもう回る。目が回らんかなぁと心配になるのを横目に演者さんはめちゃくちゃ笑顔。

もう一曲は『A Whole New World』。流石にこの曲はあると思ってましたが、まさかのこのシーンでは浮かばない。魔法のじゅうたんのシーンなのに……? 魔法のじゅうたんがないから氷上から自ら飛ぶのは変に見えるから演出としてはやめたのでしょうかね。代わりにアラジンがジャスミンを抱きかかえまくっており、楽々と抱え上げるイケメンっぷりを常に発揮しておりました。

ちなみに、アラジンの世界に入る前の可愛すぎたミキミニいちゃつきシーンはとりあえずツイッターで動画を出しました。気になる方は見てみてね。可愛いよ。

リトルマーメイド

いや、こっちが飛ぶのかーい。先ほどアラジンとジャスミンが人間しかいないから飛ばないのかと納得した直後に、アリエルとエリックが飛びました。いや、ものすっごく高度で見ごたえのあるパフォーマンスなので、めちゃくちゃよかったんですけどね!!

ただやっぱりこっちが飛ぶんか…となったのは事実なのです。しかも、エリックを起用するために『Part of your World』でなく『Kiss The Girl』が選ばれるという演出。どっちも好きですけど、ショーとかだと前者の曲が多いので少し感慨深くなりました。まぁ、『Under The Sea』はいついかなる時も採用されるので、やっぱりすげぇなって思いますけどね。なお、セバスチャンの着ぐるみはマジで怖いです。仕方ないのはわかりますが、本来小さな生物が人間大になるとクソ怖い生物になるのだね。ディズニーマジックといえどちょっときつかったです。

アイスリンクに映るプロジェクションマッピングが本当に幻想的で、会場の光るおもちゃの蛍光ともマッチしていて素晴らしかったです。

アナと雪の女王

流石はアイススケートと相性ばっちりの『アナと雪の女王』。舞台映えするストーリーなので、全体的にパフォーマンスもプロジェクションマッピングも力が込んでいたように感じました。

『Let it go』が選ばれるのはもちろんわかっていたことですが、個人的には初めの『氷の心』が採用されるとは思いませんでした。でもこの曲ってある意味ではアナ雪のすべてが込められている曲で代表曲と言っても過言ではない気がします。

相変わらずオラフの人気は高いようで、オラフが登場したときは「わぁ!」と子供たちの嬉しそうな声が響きました。アナ雪はディズニーの日本における第3次黄金期の立役者なので、やはり人気がありますよね。

エンディング

マジックメーターが満タンになり、ティンカーベルが解放されたことでエンディングへ。休憩直後に登場したフック船長が何か仕掛けるわけでもなく、ぬるっとエンディングに入ったので少々びっくりしましたがティンカーベルを助けるという目的は達成しているため大団円なのでしょう。

エンディングでいきなり白雪姫やラプンツェルが登場していて、「あれ、曲はなかったよな……?」と二重の驚き。ただ、テーマ外のキャラ登場させるのならできればピーターパン出してほしかったなと思います。ティンクもフックも出てるのに、なぜか出てこない主人公。不遇だ。

とはいえ、全員でオープニングにも踊っていた曲をアイスリンク一面使いながら踊る演出はとても素敵でした! やっぱりディズニーは作品もキャラもたくさんある(いる)がゆえにがっつり舞台を埋め尽くせるので良いですよね。

カーテンコール

私が行った公演は特別なカーテンコールがありました。というわけでばっちりポーズを決めてくれるミッキーフレンズも激写しまくりです!!

遠いので私のiPhoneXRという旧式モデルだとこの距離感が限界でしたが、ディズニーのカメラオタクだったなら大歓喜だと思います。流石に白雪姫などのエンディングに突然出てきたキャラはいなかったですが、テーマのなっていた作品のキャラたちはほとんど出てきてくれました。大盤振る舞いですね。

まとめ

以上、ディズニー・オン・アイス大阪公演の感想でした!

本当に幼いころの記憶がほぼゼロ(むしろマイナス)状態だったのですが、大人になってから見ると見え方が異なりとても楽しいエンターテインメントでした。コロナ禍になってディズニー・オン・アイス自体が休演していたため、ジャパンツアーも久しぶりだったこともあり、演者さんたちも会場のスタッフさんも、そして鑑賞するゲストもみんな熱気がすごかったように感じます(もっとも実際のところはものすごく涼しいので、寒がりな方はカーディガンなどが必須なほど冷えてます)。熱気というより、情熱というほうが正しいかもしれませんね。

これまで見ていなかった原因はもちろん着ぐるみ嫌いのトラウマなので仕方ないとはわかっているんですが、今となっては当時の私に「ディズニーの着ぐるみだったらどうせ平気になる!! 見ておけよ!!」と叱責したいくらい過去の公演も見たくなりました。まぁ、フェイスとかもここ数年でかなり可愛くなったわけなので、過去の着ぐるみで泣いているので仕方ないね(実際、パークのウッディ達がリニューアルしたときはマジで怖さ半減した。昔の着ぐるみ何であんな怖いの)。

最後に、購入したミゲルのギターをリドル君に持たせてみたらバッチリジャストフィットでした。着てるのがアロハなので妙に似合ってますね。

とても素敵なディズニー・オン・アイス。大阪公演は終了しましたが、近畿ならまだ兵庫公演が残っています。他の都道府県でも公演予定があるため、もし興味がある方は皆さんのお住まいに近い公演地でご覧になってみてはいかがでしょうか?

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。