こんにちは、はね子です。
8月11日から京都大丸6階ミュージアムにて始まった『ディズニー キャッツ&ドッグス展(Disney Cats&Dogs Exhibition)』に行ってまいりました!
会社の同僚から「ディズニー好きでしたよね?」と招待券をいただきまして、なんと今回は無料で観覧できるという奇跡。絶対無駄にするわけにはいかないと初日に参戦したという次第です。優しい同僚に感謝!
ディズニーの動物たちが大好きな私にとって、この展示は東京で催されていた時から気になっていました。流石に展示会の為だけに新幹線代を出せなかったため、「大阪にでも来ないかなぁ…」と思っていた矢先の京都巡行。神が行けと言っている。
というわけで以下から展示会の感想です。なお、館内展示のほとんどは写真撮影不可ですが、飾られているフィギュアは撮影OKだったため当ブログに掲載しております。
それでは、お時間ございましたらお読みください。
展示会の感想
ウォルト・ディズニーと犬
ウォルト・ディズニーは犬が大好きだった。幼少期から犬と共に生きてきたといっても過言でなく、彼の人生の傍らには犬が必ずいたらしい。
そんな導入から始まったキャッツ&ドッグス展。入口からウォルト・ディズニーと犬の映像を流されて始めから終わりまでキッチリ見るまで動けなくなりました。
最近の展示は美術品の展示以外に、展示会に訪れた人をより楽しませる工夫として動画を用いた説明を加えていることが多いです。確かに文字だけで見るよりも映像を伴うほうが見ごたえがありイメージもしやすいので有難く思います。
今回の映像はかつてウォルトにインタビューをした実際の映像が用いられており、犬について嬉々として語るその映像は「本当に犬が大好きなんだなぁ…」と感心させられました。
その愛情は犬だけにとどまらず他の動物にも与えられ、今日のディズニーにおける動物たちへのこだわりに通じているのだと思うと感慨深くもなります。
愛犬プルート
ウォルト・ディズニーの展示を抜けるとミッキーの愛犬プルートがお出迎え。
巨大フィギュアがドンっと中央に設置され、ぐるりと囲むように絵コンテをはじめとした原画やプルート関連フィギュアが飾られていました。プルートのカラーでもある黄色を基調とした空間はとても可愛らしかったです。
ミッキーフレンズの別の犬がどうしてこのドッグ枠に入らなかったのだろうかと一瞬頭をよぎりましたが、恐らくそっちは犬の枠でいいのか怪しいからだと思っておきます。アッヒョさんは犬だけど擬人化しているものと捉えられることが多いですしね(なんなら短編では犬耳が消えて人化したウォーカーさんという役もある)。
わんわん物語
次のブースは『わんわん物語』。プルート同様にレディとトランプの巨大フィギュアがドーンと飾られていましたが、個人的には情景がより細かく再現されたミニフィギュアが好きでした。レディが家に迎えられてプレゼントの箱から取り出されるシーンは有名ですが、これがウォルトの実体験を元にしているとは知りませんでした。ファンの中では有名なのかもしれませんが、実は数える程度しか『わんわん物語』を見てないんですよね(私はついついロビンフッドばかり見てしまうロビン狂信者)。そのため、あまり豆知識に詳しくないのです。今回の展示を見て、非常に全シーンこだわりを持ってつくっているとわかったので改めて見直そうと決意しました。特に夜の公演のアートは最高に良かったので、ちゃんと映画Verを見たいです。
101匹わんちゃん
赤く区切られたブースには『101匹わんちゃん』のエリアが。正義のヒーロー犬サンダーボルトのテレビを見る子犬たちの巨大フィギュアあったり、コンセプトアートなどの魅力的な絵画があったりする中、私が一番興奮したのはクルエラフィギュア。私は実写映画『クルエラ』が好きすぎて、クルエラにドはまりした女です。
今まで敵役としてはただの人間だったのでそれほど注目していなかったのですが(クルエラが初期からお好きな方すみません)、根っこの部分が流石のヴィラン過ぎて今ではヴィランキャラの中でもかなり上位で好き。もっともクルエラが101匹のダルメシアンたちを捕まえてやろうとしてるのは毛皮をはいでコートを作ることなので、ディズニー作品でもトップにえげつねぇことやろうとしてますよね。やっぱ生粋のヴィランだわ。
メインが犬なのでもちろん展示自体は少ないのですが、テンションの上がる作品展示でした。
おしゃれキャット
続いては『おしゃれキャット』。先ほどまでの3ブースと比べると規模感が少し狭まりましたが、それでもマリーちゃん人気は健在の様子。展示会のメインアートにも選ばれているのか、無料でもらえたオリジナルショッパーは背面がおしゃれキャットのコンセプトアートでした(写真はショッパーを撮ったものなので実際の展示作品とは異なります)。
しかし、このコンセプトアートは本当に最高です。まさしくお猫様ですね。猫に人間が給仕する異様な光景に見えますが、猫派の私は大歓喜です。ありがとうございました。
トゥルーズ、ベルリオーズ、マリーの3匹の子猫はパークでも会えるためディズニー好きな中では有名ですが、おしゃれキャットにわか勢の私はマリー以外の2匹の名前をようやく認識しました。今回の展示はあまりちゃんと見てない作品が多いので、やっぱり見直さないとなといけませんね。
オリバー
待っていました、今回(私の中での)メイン展示オリバーです。写真が自由に撮れるフィギュアがなかったので、載せてるのは別途購入したポストカード。このコンセプトアートが本当にほんとうに好きすぎてたまらん。もう一つ初期ドジャーとの仲良さげなコンセプトアートもありましたが、個人的にはこのニューヨークの裏路地をうろうろするオリバーが好みすぎました。オリバーの始まりはまじで可哀想すぎて泣けるんですよ。開始数秒で泣かせにくるってなんなの。それからの仲間との出会いやジェニーとの絆も最高すぎてヤバいんすわ。ただの捨て猫だったオリバーがガチ幸せになるストーリーは最初から最後まで手を抜いて作っていないことが分かり神作と言って過言ではないです。なんでこれ知名度低いの!!
展示会でも見ている人が如実に減るので少し悲しかったです。元々ブースとしてもかなり小さいので仕方ないところではありますが、そうは言ってもおしゃれキャットもブースの広さは同じくらいだったので「やっぱ知られてないんだなぁ」と思いました。最近少しずつグッズに出てきた印象はあるので、この調子でどんどん知名度上げていってほしいですね。
ボルト
こちらも写真が撮れるものがなかったので、公式図録から載せさせていただきます。オリバーの先には私がかつてピクサー作品だと思い続けていた(ピクサーがディズニーの子会社になったのでピクサー側も関わってるのであながち間違いではない)『ボルト』の展示。フルCGのディズニー映画は今でこそ当たり前ですが、公開当初は『チキン・リトル』然りあまり受け入れられていなかった印象が今でもあります(現に私も2006年公開なので映画館で見れたにも関わらず見に行っていない)。そのためかあまり日本では話題にならなかった『ボルト』ですが、そのストーリーはとても感動的で面白く、自分が平凡だと気づきながらも成長する過程が流石はディズニークオリティと感心する内容となっています。あと、ヒロインペニーが芯を持ってる。
『ボルト』はCG作品なので公開当時あまり好印象を持っていなかったこともあり何度も見たことはなかったのですが、コンセプトアートなどの原画を見て平面を立体に変えるアニメーターはすげぇなって思いました。でも、本音を言うと今でもCGそんなに好きでないので手描き映画も作ってくれないかなって思ってます(プリンセスと魔法のキスで手描き映画がこけたので復活は望み薄そうですけどね)。最近の作品で物凄く好きと言う作品が少ないのは、恐らくCGが苦手だからなのだなと実感しました。むしろ、かなり刺さったミラベルが珍しいね。
名脇役の犬猫
最後に脇役という形でも様々な犬猫が紹介されていました。ピノキオのフィガロはじめ、アリスのチェシャ猫やシンデレラのルシファーなどのキャッツに、ピーターパンのナナ、リトルマーメイドのマックス、美女と野獣のフットスツール(ちゃんと犬枠で大笑いしました)などのドッグと本当に犬猫の宝庫でした!
どれも脇役ながらに存在感の強いキャラばかりで、むしろ「主役よりも目立ってるんじゃないか…?」という脇役も多数(特にアリスのチェシャ猫とか)。グッズなどで考えてみると確かに人のキャラよりも動物の方がグッズ化しやすいので目立つのかもしれませんね。
購入品の紹介
はい、それでは最後に戦利品の発表です。
あまりグッズ化されないオリバー商品と図録は買おうと心に決めていたのですが、とんでもない伏兵にお財布が悲鳴を上げる結果となりました。
ということで、図録とシャツ(Cats ver)を購入しました。図録もそこそこなお値段でしたが、シャツが死ぬほど高かったです。なお、シャツは長袖なので今の季節は着れません。なんてこった。
でも、ちょうど正面にオリバーのアートがあって買うしかねぇってなったんですよ!! 買わないと後悔すると思ったんです!! 買わぬ後悔より買う後悔!! いえい!!!
ところでいつもこういう柄シャツを購入するたび父から「そんな派手なシャツ、ドコで着るねん…」と引かれるのですが、私と私服で出かける機会の多い母と姉から「こいつはどこでも着る」とフォローが入るようになりました。ディズニーを主張することは恥ずかしいことではないのですよ、常考。
あとは気に入ったポストカード3種。何気に1番のお気に入りはフィガロのセル画。初見で笑いました。
そして、オリバーのジェルボールペンを買いました。買ってから気づいたのですが、これ、インクの色がブルーグレーらしい。しかもSARASA。書きやすいやつやん…!
当然のごとく合計金額が3,300円以上だったので無料ショッパー貰えました。やったぜ。
こちらは先着順でなくなり次第終了となっているため、欲しい方はお早めに展示会に足をお運びください。
まとめ
ディズニーの動物たちにかける愛が伝わる非常に素敵な展示会でした!
展覧会の限定グッズもおしゃれなものが多く、一部商品は初日だというのに完売しておりました。この日は午前中のみ仕事だったので、その帰りに立ち寄ったのですが、お昼過ぎだったのでまだ流石に売り切れはないだろうとたかを括っていましたが予想は大外れです。人気どころのマリーちゃんやレディなどは売り切れしやすいのでご注意下さい(なお、オリバーは大量に在庫あったよ。ちくしょう)。
とても素晴らしい展示だったので、京都にお住まいの方や近くにお越しの方は是非とも行ってみてほしいです。
それでは、ここまでお読み頂きありがとうございました!