こんにちは、はね子です。
6月1日にディズニーストア心斎橋店が閉店する旨が、公式アプリのお知らせに載せられました。
大阪の中で最も大きい店舗であった心斎橋店。子供の頃は大阪観光などで遊びに行くついで訪れていましたが、大人になるとわざわざ心斎橋に観光で訪れることも少なくなり頻繁に利用していたのは梅田のHEPファイブ店でした。
そうは言ってもOhMyCafeなどで心斎橋に訪れた際には必ず立ち寄っていたため思い入れがないわけではありません。
梅田にHEPファイブとルクアイーレの2店舗ある以上、心斎橋店の売上が落ち込むのは納得できることなので仕方がないことではあるのですが、やはり慣れ親しんだ店舗がなくなるのは寂しいものですね。もっとお金を落とせばよかったと後悔しても遅いのです。
ということで、最後にお店をしっかり見納めしておこうとディズニーストア心斎橋店に行って参りました。
心斎橋店は商店街の中にあり、地下鉄御堂筋線から心斎橋大丸を抜けていくルートが分かりやすいです。
入り口には心斎橋店の閉店ということで特別に販売されている巨大ミッキーのフィギュアがお出迎えしてくれます。値段はなんと33万円。閉店フェアでスペシャルセールを催していましたが、下がっても29万1,000円と恐ろしい価格設定です。値段もさることながら置き場所にも困る一品。これを買う人は間違いなく猛者。
今もまだ残っているかは店舗によりますが、同じフィギュアのスケールの小さい版もあるので、欲しいという方はこちらをお勧めします。約100分の1の価格でお手頃です。
心斎橋店をはじめとして大型店舗の多くは店内の内装もこだわりが随所にあります。
例えば商品棚の上部には宝箱列車から買い物に来たゲスト達を迎えてくれるディズニーキャラクターたち。アリエルやアラジン、人気の主人公達から三匹の子ブタのようにそれほど有名ではないキャラクターまで多種多様です。
お店の最奥にまで進むと最終的には先頭列車が登場。この列車の手の込んだ作りがまた最高で、なくなってしまうのが非常に惜しいです。
可能であれば心斎橋店はルクアイーレが問い合わせ先になっているため、ルクアイーレに飾られたら嬉しいですね。
まあルクアイーレ店は狭いので恐らくフィギュアを飾っておく余裕はないでしょう。せめてこの絵画だけでも飾っておいて心斎橋店の名残を感じられるようにしてくれればなぁと思います。
大人数の来店を想定しレジは複数あります。心斎橋店は2階建てショップなので2階も合わせると全部で9台のレジがありました。なかなか最近は全レジが稼働することもなかったですが、やはりレジが多いとお会計も早く、いつ行っても混雑していた印象は少ないです。
レジ周りも装飾がかわいらしく透明のガラス板にはキャラクターのイラストが薄く施されています。天井には映画のフィルムを思わせる照明があり、アニメーションから始まったディズニーらしさのある店内装飾です。
2階に続く階段はかなり年季が入っていました。壁紙は張り替えられるけれど、階段のタイルはなかなかな貼り直すことできませんからね。数多くの人がこの階段を上がったり下ったりをしていた証拠。いやー、感慨深い!
中腹あたりにはシンデレラのガラスの靴があります。階段にガラスの靴、それも片方だけという工夫がたまディズニーファンの心をくすぐるこだわりですよね。
階段を登った先には心斎橋と書かれたオブジェクト。ディズニーストアは店内でアニメーションを流している店舗がほとんどで、心斎橋店も同様に右側のパネルで映像が流れています。最近は大きな液晶パネルが設置されているだけの店舗が多いので、わざわざオブジェクトメインの映像装置は珍しく、大きい上に古いからこその歴史が感じられます。
コロナ禍の影響でパークチケットの取り扱いがなくなってしまいましたが、専用のチケット取扱いカウンターもありました。
もう一つある階段はステンドグラス風のイラストが。この階段は基本的に下りで利用することが多かったのですが、それを想定しているのか頭上注意の呼びかけがあります。
鏡張りになっているため、シャンデリアやステンドグラスが鏡に映っており、狭めの階段が少し広く感じる工夫が施されています。いつもは通過するだけですが、今回は最後なので中腹あたりの踊り場でこの可愛らしい階段も堪能してきました。
ちなみに階段を降りた先の扉には『ふしぎの国のアリス』の鍵穴がいます。こういう一工夫がマジで好きです。たかが扉、されど扉。アニメーションファンもニッコリ。
かつて2階のある広い店舗だからこそ展示イベントなどもやっていたディズニーストア心斎橋店。(写真は2021年7月ごろのディズニーファン30周年イベントのもの。これやった1年後に閉店かぁ…)
今後、同様のイベントがある場合はHEPファイブかルクアイーレのどちらかの店舗で催されると思われるのですが、どちらにせよ規模が縮小されてしまうことでしょう。もしくは規模を確保するために異なる展示スペースを設けて、入場料などがかかる可能性もあります。もちろんイベントがなくなるよりはいいのですが、やっぱり催しのハードルが上がるため返す返す惜しいなぁと感じてしまいます。
店舗閉店までもう時間は僅かですが、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか?
お読みいただきありがとうございました!