こんちには、はね子です。
ツイステッドワンダーランド(以下ツイステ)のイベント『星に願いを〜Dance and Wishes〜』が、はじまりました。
「推し2連チャンはきついぜ！」と思いながらも、開催を今か今かと待ちわびていた七夕イベントですね。公式の予定がずれ込んで9月とかになってますが、気にしてはいけません。
それでは、今回もイベントについて述べていきます！
イベント概要
衣装がめっちゃ良い……！！
天の川のような深い青色の衣と金平糖のような星飾りがとても幻想的で、初めてお知らせで見た時から今回のイベントは衣装デザインが素敵だなと感じておりました。星や月とか、羽衣とかそういう雰囲気のものって問答無用で性壁に突き刺さるんです。多分共感者は多いはず。
さて今回のメンバーは、ハーツラビュルからSSR【星送りの衣】デュース、R【星送りの衣】トレイ。イグニハイドからSR【星送りの衣】イデアとSR【スターゲイズ・ギア】オルトでした。個人的には「トレイ先輩もSRだったらなぁ」とハーツラビュル贔屓な意見が初めは出てしまいましたが、イグニハイド陣営の見ていると微笑ましい兄弟がSRというのも悪くはないなという印象。しかし、全体的に寒色カラーなキャラクターが揃っていて衣装映えが素晴らしいですね。
本来なら7月にぶつける予定だったのだと思いますが、残念ながらスケジュールが遅れているのか9月開催になってしまいました。ハッピービーンズデーは節分ではなくゴールデンウィーク、フェアリーガラは春でなく梅雨、ゴーストマリッジもジューンブライド（6月）ではなく7月。全体的に本来の時期とはずれてしまったので仕方がありませんね。
本イベントのインスパイア先
今回は『ピノキオ』にインスパイアされていると考えられます。
お爺さんが本物の子供になるように願うと、人形に命が宿ったという『ウィッシュ・アポン・ア・スター』の昔話はまさしくディズニー映画『ピノキオ』のピノキオとゼペットのことを指しています。
また、昔話のタイトルになっている『ウィッシュ・アポン・ア・スター』は劇中歌の『When you wish Upon a star』から名前がとられています。ジミニーが初めに歌っているあの曲ですね。
あらすじ
星に願うと人形の男の子に命が宿ったという「ウィッシュ・アポン・ア・スター」に倣った伝統行事「星送り」にむけて「スターゲイザー」を選出するために生徒たちは行動に集められていた。
「スターゲイザー」とは、全校生徒の「願い星」を集め、学園裏の森のある大樹へ飾り付ける重要な役目を担う者。その仕事量の多さからナイトレイブンカレッジ生はもちろん選ばれないように祈っていた。
ホロスコープを使った占星術で選ばれたのは、トレイとイデア。そして、デュース。
かつて荒れていたことが原因で息子が更生するようにと願う母親を思い出し、スターゲイザーの役目をまっとうに果たそうとするデュースは、願い星を渡すことに協力しないナイトレイブンカレッジ生と揉めてしまう。
協力する気のない生徒たち。彼らに対して”どんな手段を使ってでも”願い星を回収することを許可されるスターゲイザー一同。
学園長に雑用を押し付けられたグリムと監督生、そしてイデアに協力するオルトも加えて願い星集めを開始する。
数日後、星送り当日に行う「舞と太鼓の儀式」のために大樹のもとに集められた。
しかし、星送りの成功のために積極的に練習に臨むデュースと、スターゲイザーに選ばれた当初から文句が止まらないイデアの間に溝が入ってしまう。
スターゲイザー3人のシンクロが大切な星送り、果たして無事に成功させることはできるのか？
ストーリー感想（微ネタバレ含む）
まさに七夕を模しており、笹の代わりに大樹や短冊の代わりに願い星と、プレイヤーにとっても想像がつき易く親しみやすいイベントだなぁと感じました。
見所はスターゲイザーに選ばれることを渋る生徒……ではなくて、相変わらず学園の世間体や評判を気にする学園長です。
願い星を集めるために、学内での魔法を使った私闘禁止もあっさり許可。学校行事の成功のためであって私闘ではないらしい。大人って汚いね！
でも願掛けするだけですし、願い星に素直に自分の願いを捧げることができるグリムを見習えって思いますね。本当にグリムが純粋で良い。かわいい。
実際、願い星を回収するサブストーリーが読めるのですが、登場キャラクター達はみんな比較的素直に自分の願いを伝えています。一部、本心の願いを言っていない例外もいますが、光らせた願い星をスターゲイザーに渡すことを拒むキャラはいませんでした。願い事を言わずデュースと乱闘騒ぎになった生徒はどんだけ言いたくないんだよ……。
また、デュースとイデアが売り言葉に買い言葉で勝負をすることになった場面のトレイ先輩とデュースの絡みがとても好きです。ちゃんと先輩後輩感あって、すごく学生らしい。トレイ先輩が面倒見が良くて、なおかつデュースが素直なのがいい味を出しているんでしょうね。
そんなハーツラビュル寮に対しての「陽キャ主人公枠」発言をしてくれるイデアはまさに陰の者。
でもそんなイデアも弟にはゲロ甘なのが最高です。
途中までは全力屑ムーブのイデアも、最終的に星送りが好きなオルトに兄としての威厳を見せつける展開は、シュラウド兄弟の絆の深さを見せつけられました。オルトが星送りを好きなのも、ウィッシュ・アポン・ア・スター自体が「人間になった人形」の話だからという理由が無意識的になるのかもしれませんね。
同時に、オルトがロボットであることに闇も感じるわけですけどね。「スター・ローグ」の続編を兄弟ともども待っているわけですが、幼いころのオルトって……。
「夢を持ち、夢を叶える」はディズニーの主題にもなるテーマなので、非常にディズニーらしさを感じる楽しいイベントでした。
イベントのゲーム性
これまではイベントストーリーを読むためのアイテムが初めに10個ほど配布されていましたが、今回は特にアイテムも必要なくチュートリアル部分を読むことができました。
読み進めていくためには授業を回して各キャラが持つ「願い星」を回収する必要はあります。
また、かつて開催していた「フェアリーガラ」と同じ仕様でリズミックモードが実装されています。リズミックを周回するのに必要な「星の砂」を集める上で必然的に授業を行うので、「願い星」の回収は簡単に進めることができます。
さらに、リズミックを回せば報酬交換用アイテム「ホロスコープ」が貰えます。「星の砂」「願い星」「ホロスコープ」と星座関係ものが回収アイテムになってるのは面白いですね。
無料配布分で獲得できるカードはSR【星送りの衣】イデアとR【星送りの衣】トレイです。イデアの正式加入にはホロスコープが1000個必要で、トレイはストーリークリア時点で加入します。フェアリーガラの時と同じ条件になります。
今回のイベントはメインストーリーの他にサブストーリーが各キャラごとにあります。これまでのイベントとは大きく異なる点です。先述した「願い星」はこの各キャラごとのサブストーリー解放で回収できます。
イベントキャラを使ってそれぞれで数回授業をこなす必要がありますが、普通にプレイしてても十分間に合うとは思うので問題はないと思います。
「COLECT」のボタンを選ぶと、こんな感じで個々の願い星集めが出来ます。トレイ先輩の振り分け多い件について。しかし、確かにこの面子だと必然的にトレイさんが一番なんでも出来てしまうから仕方ないと思ってしまいますね。
これだけ働いてカードはR。損な役割だぜ！
ホロスコープショップにはグルーヴィー用アイテム「星送りの衣」をはじめ、ストーリークリア後に追加されるSR【星送りの衣】イデアは1枚につき500個、R【星送りの衣】トレイは1枚につき150個で交換することができます。
リズミック報酬制の為、バトル報酬制のイベントよりは交換レートが高くなってます。
ガチャ戦績
それではガチャのお時間です。
推しのデュースが登場しているため、100連覚悟で挑戦します。
今回はデュースはもちろん、オルトの衣装もめちゃくちゃよかったんで絶対に欲しい（もっとも、流石に100連回せばオルトは確実だと踏んでいる）。
エ……、エース……！
違う、限界突破してないから嬉しくないわけではないが、今は違う……！！
何気に50連目にもSSRが出ているため、100連で1枚しかSSRが出てこないことも鑑みるとせっかく出てくるなら被っていない新規カードが出てきてほしいわけで。ピックアップって何なんですかねぇ？
というか、演出の時にSSR確定で赤色のハーツラビュル色が来たらデュース期待するでしょう。ちくしょうめ。
噛みしめながら追加100連覚悟しつつ、節約のために単発回していたら来ました。単発で出てくるって都市伝説じゃなかったんだね。
全部で私は129回回しました。
100連すり抜けして本当にデュースと縁がないのかと思ってましたが、まさかの9月分の鍵で単発ガチャしてた時に出てきました。
物欲センサーの検知率が異常で辛い。出てきてくれて本当に良かったです。
まとめ
かつてこれほどインスパイア元がわかりやすいイベントがあっただろうか……？
いや、もちろん1度目の『ハッピービーンズデー』はわかりやすい『ファン・アンド・ファンシー・フリー』だったのですが、正直原典自体があまり知られている作品ではなかったため、そこそこディズニー映画に詳しい私のようなオタクに刺さっても、一般の方には刺さらないのではないかと思っていたんですよね。
それに比べて『ピノキオ』は誰もが知っている有名ディズニー作品。仮にディズニー映画の『ピノキオ』を見たことがなくとも、挿入歌『When you wish Upon a star』はテレビなどでもよく流れる楽曲なので聞いたことがある方も多いはずです。そんなわかりやすい原典をツイステッドワンダーランドの世界観に無理なく流入する才能は髪が買っていると評価するほかありません。
100連すり抜けを果たした瞬間は青ざめもしましたが、最終的には平穏にイベントを堪能することができました。
皆さんも最後までイベントを走り切って、イベント限定カードやアイテムを手に入れてくださいね！
