はねこ日記

趣味の話してます。ディズニーや創作活動の話題中心。

【日記】2作目の自作ゲームを作ってたけどスランプに陥ったから早々に諦めることにした。

どうにも筆がのらないスランプ気味な、はね子です。

 

自主制作ゲーム2作目のコンセプト等は決めたものの、いまいちキャラクターを掴みきれずうまく動かせない状態に陥ってしまいました。

 

うーん、完成する気がしない…。ていうか、無理と思ってしまった。ものすごく短い予定のゲームシナリオが3日くらい経つのに完成しないのはマジで遅筆。今回のシナリオで2作目作るのは諦めよう。

逃げではない、戦略的撤退だ!!


まぁ、もう少しだけ具体的に話すと、私のキャラクター作りに問題がありました。

まず私がキャラクターを作り出す際、はじめは大まかな設定しか作りません。主人公はおおらかで天然、相手役は爽やかでハイスペック…とかその程度です。本当に基礎部分しか決めず、後に立ち絵素材を探してイメージに近いキャラクターをお借りしてどんどん性格に色をつけていく…といったスタイルでキャラクターの個を確立させます。個性が出ると自然とキャラクターたちが会話してくれるので、サクサクシナリオを書くこともできるんですよね。とくに私は会話文中心でシナリオを書くのでキャラクター同士が会話することが非常に重要です。

 

ところが今回はこのキャラクターの個を確立させることはおろか、なかなか会話が噛み合わない…主人公と相手役が会話してるというよりもそれぞれ空気と会話しているようなシナリオになっています。

こうなっている原因は、自分の妄想である程度のイメージを作ってはいるものの、具現化できていないからです。

 

少し本題からズレますが、ここで私のゲーム制作における手順を紹介します。

 

①どういった内容のゲームを作りたいかをまずは妄想する。こういうシーンが好き、こういうセリフが使えるような展開が欲しいなど、とにかく理想だけを書き留める。

 

②理想では実現不可な部分を大幅に削った上で、コンセプトや基本的な設定(ゲームシステム面で取り入れる内容、キャラクター設定、世界観、大まかなあらすじ等)を構成する。

 

③キャラクターの掘り下げのためにキャラデザを絵にする。自分でも一応描くには描くが自分の作画はあまり使いたくないので、イメージに合う良さげな素材がないかを探す。また世界観に沿った素材が集められるかをできる限り確認する。

 

④シナリオを書き始める。とにかく完成するまでシナリオ以外に手を出さない。

 

⑤シナリオに必要な立ち絵と背景等の画像素材を集める。なお、立ち絵は基本的に③の段階で選んでいたものが適用されるため、変更は極まれ。

 

スクリプトを組み始める。素材の集まり具合などの都合によりシナリオを適宜変更しつつも、音楽以外は完成段階にする。

 

⑦音楽素材を集める。プレビューモードでシーン確認をしながら雰囲気に合うBGMを選ぶ。また効果音をつける。

 

⑧最終の微調整しつつ、デバッグして、マスターアップして公開する。

 

まぁ、1人で作っているので色々変更しても良いと考えているため、かなり行き当たりばったりで制作しています。

ちなみにこの方法のせいで1作目のエンディングシーンは初めにシナリオ書いた時とかなり変更されました。また、ティラノビルダーのプロ版とスタンダード版の差異を確認していなかったため、背景枚数やBGM数などの制限でかなり苦しんだという裏話もあります。場面転換はなるべく減らすためにゴッソリシナリオ削った部分も多いです。

私が如何に予定を立てていないかがよく分かるゲーム制作かお分かりいただけたかなと思います。

 

で、ここで本題に話を戻すと、いつもなら③の工程でおおよその立ち絵を決定しているのに、今回はイメージに合う素材がないとの理由で後回しにしました。素材がないため自分でも描きましたが納得できずボツにしたままシナリオを書いてしまおうと先延ばしにしたのです。

キャラクターが具現化されないまま④のシナリオを書き始め、キャラ達が上手く動かせなくなりました。

 

文章でキャラクターをしっかりと表してあげることが製作者なのだから必要だと思うのですが、悔しいことに私はキャラクターの雰囲気や性格をイラストで表現しなければ捉えられなかったのです。

 

まぁ、要約すれば、グラフィックが気に入らず、結果としてシナリオさえ書けなくなった、とということです。なんてこった。

 

前回は「絵が描けないことを開き直ったゲーム」でしたのでずいぶん克服できていましたが、今回はそれがコンセプトでないせいでまた悪い癖が出ているというわけですね。もう何回繰り返せば気が済むのか…本当に欲深いものです。

 

故にボツにしました。今の私では2作目のキャラクター達を殺すシナリオしか書けません。

 

グラフィックに拘りたくても拘りすぎて作れないってなると本末転倒なので。拘ると達成感はあるけどドツボにハマると抜け出せない…というのは嫌ほど経験してますからね。初心者に毛が生えたレベルなら諦めも肝心でしょう。

 

なのでコンセプトは『育成要素を取り入れたゲーム』で変えませんが、構成を練り直そうかなと思います。そして立ち絵素材ありきのゲームにしようと思います。偉大な立ち絵クリエイター様におんぶに抱っこで甘えまくり、私の個性はすこし少なくなりますが、習作くらいのものを作ろうと思います。

 

双六的に表現すれば1コマ戻る形になっていますが、ゲーム完成→公開することで反応を貰う→モチベーションが上がる→新しいゲームを制作、を繰り返そうと思います。

なのでしばらくはスチル等はない没個性な作品にしようかなと思います。シナリオ面で私らしさが表現できれば万々歳という形で落ち着かせようかなと。

 

まぁ、そんなこんなでゲーム制作は進んでいない(むしろ後退した)のですが、今回の一件で立ち絵素材に頼りすぎても良くないとも感じました。もちろん図々しく使わせてもらう気満々のくせに酷い発言をしているとは理解しています。

ただ立ち絵素材はとてもありがたい反面、私にとっては練習用に使わせてもらうに留める方が長期的に見て良いのだと判断しました。いずれは理想を具現化したいと考えてはいるので。(いつになるのかなんて分からんが)

 

で、そのために適度にゲームを作りつつ、先にイラストを本格的に学ぼうと思いました。

今後はこちらのブログに進捗も載せようかなと思いますので、もしよろしければ応援していただければなと思います。

具体的な方法についてもまた更新するつもりなので、どうかお付き合いしていただければなぁと思います。