毎日同じことを繰り返している、はね子です。
暇です、コロナさん真面目に強敵ですね。
時間もあるからと本日はパソコンデータを漁りまくり、不要データを削除しまくってました。
大学時代の論文とか卒論以外もういいかなとなって捨てまくったヤバい人です。
こういうのって普通は残すべきなのかな…
でも、卒論以外は別に思い入れもないからいいかって思っちゃった。たぶんUSB探せば、学生時代はバックアップ取りまくってたので、復活できるでしょう。それに無くなっててもたぶん二度と私は困らない。
さて、不要データとは別に存在していたもの…それは紛うことなき負の遺産群。別名黒歴史。
実は私、一時期(特に大学1,2回生の時)乙女ゲームを自作しようと息巻いていたことがありまして…
出るわ出るわ、未完成のシナリオたち。
平安ファンタジー風乙女ゲーム、サスペンスサイコ風乙女ゲーム、ハロウィン風乙女ゲーム、終末系ノベルゲーム、中華ファンタジー風乙女ゲーム、日常ほのぼの乙女ゲーム…etc.
手当たり次第書いてましたね。
一応全て設定とあらすじだけは書き切っていました。おかげで構想段階とはいえ全体の流れは時を経た今でも確認できるので、もう一度チャレンジできますね。
絶賛暇な今だからこそ作るかを検討しながらも、シナリオ書き始めると他のことなかなか手につかなくなるので書かないだろうなと思いますが。
とりわけ平安ファンタジー風乙女ゲームには思い入れがあります。実はこちらだけ構想を練っていたのが高校生のときなんですよね。当時美術部に在籍していたのですが、基本構想を作り上げてシナリオが8割できた段階で友人を誘い、キャラクター立ち絵を作ってもらったという思い出があります。またLiveMakerを使ってのプログラミングにまで進んでおり、一応ゲームとして体験版程度の内容を作ってはいたんですよね。その後は卒業やらなんやらで疎遠になり頓挫したわけですが。
今読み返すと高校生らしい何とも言えない文章力ですし、正直イタい作品です。でもどうにも嫌いになれないのは自分の作ろうとしていた作品だからでしょうかね?
しっかし、高校生のときからゲーム作ろうとする私の無駄なまでの創作意欲…若さってすごいなぁ(棒)
さて、そんな完成していない数々のシナリオたちの中、唯一完成していたのはギャグ・コメディ。異世界に呼び出されたプロレスラーの父を持つ少女が勇者になって、攻略対象にひたすらプロレス技かけてる話。最終的に自分が魔王になるルートまでありました。……乙女ゲームどこにいったん。
コンセプトにRPG風乙女ゲームとあったので、あくまでも戦闘システムに慣れることが目的で作っていたのだと思います。乙女ゲームだから多少甘い話も書いてたのかと思ったのですが、ほんとに一ミリたりとも恋愛話はなかったです。ノリと勢いで書いてる感がすごかった、クソゲーかよ。
何気に今とても流行の異世界ものだったことが唯一評価できる点です。とても公表することさえ憚れる作品でした。
ついでに同じファイルに保管されていたもう一つの黒歴史。
そう、夢小説。
当時ハマっていた漫画やゲームのほぼ全ての作品なんじゃないかと思う量がありました。夢主の設定だけ作って小説に至っていないのもちらほら。
いやー、妄想してたなぁ、と。(だが、こっちも完結しているものは一つもなかった)
ところで夢小説とかを覗き見ていると自分の傾向が分かりますよね。
私は夢小説の中でも原作沿い小説が好きです。ほぼ全部原作沿いの夢小説ばかりでした。もしも原作の物語の中でこのように動くキャラがいたら…というのを想像するのが楽しいんですよね。いわゆるIFの展開が好きみたいです。
なので必ずしも夢だからといって恋愛をテーマにすることが多いわけではないです。今まで作った夢主には幼女もいましたし、男子高校生もいました。
でもまぁ、恋愛模様を書くとニヤニヤできるので、基本は女の子で、夢主に適した相手役を求めます。イチャイチャしてるとこ、書きたい…!
が、ここでとある病気が発症します。
『原作カップルは至高、夢主が入る余地などない…!』
私、原作のIF展開を考えたがるくせに、絶妙に原作厨なんですよね。ことキャラクターの絡みに関してはこの考え方が出てくるため、どれだけ好きキャラであっても、相手がいたら夢主は不要となります。
なら「カップリング小説書けよ」とも思うのですが、IF展開を求める困ったちゃんな私。原作の展開が変わるのはいいけど、相手役が変わるのは我慢ならん…! 原作通りでないとダメだ! って、なんという矛盾。
おかげで私はどんな作品でも原作でカップル関係があるキャラクターは除外され、結果的に相手役のいないキャラに夢主をあてがうことが多いみたいです。
特に原作が少女漫画だと、恋愛感情のオンパレードなので、相手役を選ぶことが難しく、「メインどころだけど恋愛においては心情描写が少なく、恋愛相手のいない美味しいポジのキャラ」を相手に妄想が始めることが多いです。
例として私が初めて夢小説を書いた『学園アリス』を持ち出すなら、殿内明良です。女好きだけど特定の相手はいない、かつ、原作の出番はかなり多い、さらに、小学生の主人公たちとは学年が異なるため描写されないことも多いので妄想しやすい、の三拍子が揃ってました。
つまり、ほとんどの夢書きの方って
好きキャラとの絡みが見たい→夢を妄想
だと思うのですが私の場合ですと、
IF展開を妄想→相手役の決定
という可笑しな思考があるんですよね。
でも、一定数はこういう夢書きさんもいるんじゃないかなーと期待しています。
この書き方の良いところは、当初それほど好きでなかったキャラも好きになれるということですね。私は夢を書いたことで、妄想であっても殿内明良というキャラを動かしまくったので今は全キャラの中で彼が1番好きです。
ずっと噛んでると味が染みてくるスルメみたいな楽しみ方ですね。
あと、夢主ちゃんは天然真面目っ子が多かったです。もしくは素直になれない努力家。周囲から「頑張れ、頑張れ…!」って応援されてそうな子が多いです。乙女ゲームで作ってたヒロインちゃんもこんなのばっかだった…、そりゃあギャグになるわな…。
自立した女性とかも書いてみたいと思いながらも、どうにも想像ができませんでした。少なくともカッコいい子はいません。あ、でもクールぶったドジっ子なカッコいい(笑)の夢主はいました。こういうヒロイン設定とかにも書き手の好み出てくるよな〜と思いましたね。
冷静になると所詮は妄想でしかなく、原作クラッシャーと捉えられても仕方がないため賛否両論ある夢小説ですが、やっぱり私は好きだなぁと再確認しました。乙女ゲームを作り出したのも、はじめは夢小説がきっかけでしたしね。
あー、それにしてもあれこれ書いてたらやっぱり書きたくなりますよね笑
せっかくだからブログで晒しながら書くか…たぶん途中でやめるけど。